Amazon Kinesis Data Streams ではシンプルな従量課金制を使用しています。前払い料金や最低料金はなく、使用したリソースに対してのみお支払いいただきます。料金は 2 つのコアディメンションに基づきます: シャード時間と PUT ペイロードユニット、ならびに拡張ファンアウト、延長データ保持、長期データ保持のオプションのディメンションです。

AWS 料金計算ツールを使って、月間の請求額をお見積りいただけます。

シャード時間

シャードとは、Amazon Kinesis データストリームの基本的なスループットの単位です。お客様のスループット要件に応じて、ストリーム内で必要なシャード数を指定できます。1 時間ごとの各シャード料金が発生します。

  • 1 シャードは 1 MB/秒、または 1,000 レコード/秒の取り込み能力を提供します。
  • データ消費者が拡張ファンアウトを利用することをオプトインする場合、各シャードは拡張ファンアウトを用いて各消費者に対し最大 2 MB/秒のデータ出力を提供します。
  • データ消費者が拡張ファンアウトを利用しない場合、消費者がシャードから平行して処理するデータ数に関わらず、各シャードは最大 2 MB/秒のデータ出力を提供します。 

PUT ペイロードユニット (25 KB)

レコードは、データ生成元が Amazon Kinesis ストリームに追加するデータのことです。PUT ペイロードユニットは、1 レコードを構成する 25 KB ペイロード (チャンク) で計算されます。例えば、5 KB のレコードは 1 つの PUT ペイロードユニット、45 KB のレコードは 2 つの PUT ペイロードユニット、1 MB のレコードは 40 の PUT ペイロードユニットが含まれます。PUT ペイロードユニットは、100 万件の PUT ペイロードごとに料金が発生します。

拡張ファンアウト

拡張ファンアウトは、データ消費者にシャードあたり最大 2 MB/秒の読み取りスループットを提供し、読み取り並行処理を向上させます。消費者が拡張ファンアウトを使用する場合、消費者のシャード時間ごとに収集データの GB 単位で時間料金が発生します。

データ保存期間の延長

Amazon Kinesis Data Streams は、デフォルトで 24 時間データを保存します。データ保存期間の延長により、データストリームのストレージを 24 時間から最大 7 日間まで延長するオプションが提供されます。データ保持期間延長を有効化すると、ストリームにかかったシャード時間に対して追加料金が課金されます。

長期データ保持

長期データ保持により、データストリームを最大 365 日保存できるオプションが提供されます。最初の 7 日間は延長データ保持の料金が課金され、その後、指定した保持期間まで 7 日を超えて保存されたデータの GB-月料金が課金されます。

長期保持データの取得

GetRecords API を使用してデータを取得する場合、7 日を超えて保存されたデータの取得には GB あたりの料金が課金されます。デフォルトで 24 時間保存されたデータの取得、または最大 7 日間の延長データ保持については課金されません。拡張ファンアウト消費者 (SubscribeToShard API) が使用されている場合、長期保持データの取得で料金は発生しません。

AWS リソースを管理する

* データがデフォルトの 24 時間保存されている場合、またはデータ保持を延長するために最大 7 日間保存されている場合、Amazon Kinesis データストリームからのレコードの取得は無料です。7 日を超えて 365 日の制限までの長期保持のために保存されたデータの取得には、GB あたりの料金が課金されます。

* 拡張ファンアウトを利用する場合、消費者/シャード時間あたり、並びに収集データ GB あたりの時間料金が発生します。

*AWS では、お客様のデータプロデューサーから Amazon Kinesis Data Streams へのデータ転送、または Amazon Kinesis Data Streams からお客様の Amazon Kinesis アプリケーションへのデータ転送には料金は発生しません。

* Amazon Kinesis Data Streams は現在 AWS 無料利用枠で利用できないことにご注意ください。AWS 無料利用枠は、一部の AWS のサービスを無料で試用できるプログラムです。AWS 無料利用枠の詳細については、AWS 無料利用枠を参照してください。

* Amazon Kinesis データストリームからのレコード取得は無料です。

* データ転送は無料です。AWS では、お客様のデータプロデューサーから Amazon Kinesis Data Streams へのデータ転送、または Amazon Kinesis Data Streams からお客様の Amazon Kinesis アプリケーションへのデータ転送には料金は発生しません。

* Amazon Kinesis Data Streams は現在 AWS 無料利用枠で利用できないことにご注意ください。AWS 無料利用枠は、AWS の各サービスの試用を無料で提供するプログラムです。AWS 無料利用枠の詳細については、AWS 無料利用枠を参照してください。

リージョン別料金

料金の例

データ生成元が毎秒合計 100 件のレコードを追加し、各レコードは 35 KB と仮定します。この場合、合計データ入力速度は 3.4 MB/秒です (100 レコード/秒 x 35 KB/レコードを 1024 で除算 = 3.4 MB/秒)。わかりやすいように、各レコードのスループットとデータサイズは 1 日を通して安定的で一定であるとします。なお、Amazon Kinesis ストリームのスループットはいつでも動的に調整できることに注意してください。

最初に、ストリームが必要なスループットを得るために必要なシャード数を計算します。1 シャードは 1 MB/秒のデータ入力容量を提供し、1,000 レコード/秒をサポートするため、4 シャードであれば 4 MB/秒のデータ入力容量を提供し、4,000 レコード/秒をサポートします。そのため、4 シャードのストリームで、100 レコード/秒での 3.4 MB/秒というスループット要件を満たすことができます。

次に、米国東部リージョンの Kinesis Data Streams 料金で、毎月の Kinesis Data Streams の費用を計算します。

  • シャード時間: 1 シャードの価格は 0.015 USD/時間、0.36 USD/日 (0.015 USD x 24) です。使用するストリームは 4 シャードなので、費用は 1.44 USD/日 (0.36 USD x 4) です。31 日ある月の場合、月額のシャード時間コストは 44.64 USD (1.44 USD x 31) です。
  • PUT ペイロードユニット (25 KB): 使用するレコードは 35 KB のため、各レコードは 2 つの PUT ペイロードユニットを含みます。データプロデューサーが毎秒合計 100 レコードまたは 200 PUT ペイロードユニットを追加します。すなわち、267,840,000 レコード/月、または 535,680,000 PUT ペイロードユニット/月です。100 万 PUT ペイロードユニットの費用は 0.014 USD のため、毎月の PUT ペイロードユニットの費用は 7.499 USD (0.014 USD x 535.68) です。

ストリームデータの保持期間を 24 時間から必要に応じて最長 7 日間に延長することができます。この例では、ストリームがデータ保持期間延長を 1 か月の間有効化していたと想定されています。あるいは、データの紛失を防ぐためにデータ保持期間延長が必要な場合にのみ、それを有効化することもできます。この場合には、データ保持期間延長の費用を低減できます。

  • データ保持期間延長 (最長 7 日間): データ保持期間延長では、シャード時間あたり 0.020 USD が追加で課金されます。ストリームに対して月に 2,976 シャード時間 (4 シャード x 24 時間/日 x 31 日/月) が請求された場合、月のデータ保持期間延長費用は 59.52 USD (0.020 USD x 2,976) になります。

シャード時間と PUT ペイロードユニットの費用を合計した、Amazon Kinesis Data Streams の総費用は、1.68 USD/日、または 52.14 USD/月です。1 日あたり 1.68 USD の費用で、ストリーミングデータを完全に管理するインフラストラクチャを利用して、4 MB/秒、または 1 日あたり 337 GB のデータを信頼性と柔軟性に富んだ方法で継続的に取り込むことができます。また、月額 59.52 USD の追加料金をお支払いいただけば、Amazon Kinesis ストリームデータの保持期間を 24 時間から最長 7 日間に延長することもできます。

また、オプションで、7 日を超えてデータを保持し、拡張ファンアウト消費者を使用することもできます。 

  • 長期データ保持 (7 日より古いデータ): データストリームを 30 日間保持したいと仮定します。データ保持のシャード時間料金が 24 時間から 7 日まで延長され (計算については上記を参照)、7 日から 30 日 (23 日間) を超える長期データ保持の料金が発生します。23 日間の長期保存料金について、デフォルトの消費者 (GetRecords API) を使用している場合は、ストレージに月額 0.023 USD/GB、データ取得に GB あたり 0.021 USD の追加料金がかかります。3.4MB/秒のデータ入力速度に基づいて、累積で 3.4 (入力速度)*1024 *1024*3600 = 12,902,400,000 バイトになります。月末には、バイト時間で次のようになります: 合計バイト-時間の使用 = 3,565,158*23 日 * 24 時間/日 = 7,122,124,800,000 バイト-時間これを GB-月に変換した場合: 1,967,967,436.80 バイト-時間/1,073,741,824 バイト (GB あたり) /744 時間 (月) = 6633 GB-月。したがって、23 日間の保存の合計ストレージコストは = 6633 * 0.023 USD = 152.56 USD /月です。
  • 長期データ取得 (7 日より古いデータ): GetRecords API を使用してレコードをフェッチする単一の消費者を使用してすべての長期データを取得する場合、最初の 7 日を超えて保存されたデータに対してのみ取得料金が発生します。6623GB のデータを取得しているため、月末に 6623 * 0.021 = 139.08 USD が請求されます。拡張ファンアウト消費者を使用して取得した長期データ取得では、以下に説明するように強化された拡張ファンアウトデータ取得料金が課金されます。
  • 拡張ファンアウト消費者のシャード時間: 拡張ファンアウトはシャードあたり追加料金 0.015 USD がかかり、この費用はデータ消費者ごとに追加されます。ストリームには毎月 2,976 シャード時間の費用 (4 シャード x 24 時間/日 x 31 日/月) がかかるため、この期間を通じて拡張ファンアウトを利用する各消費者は 44.64 USD の費用を負担することになります (2,976 x 0.015 USD)。同一期間の 2 人の消費者は 89.28 USD の費用を負担することになります。
  • 拡張ファンアウトデータ取得: 拡張ファンアウトを用いる消費者がストリームから取得するデータには、1 GB あたり 0.013 USD の料金がかかります。1 か月にわたって 2 つのシャードストリームが 50,000 MB のデータを収集し、2 人のデータ消費者が拡張ファンアウトを利用し、1 か月間このデータすべてを取得した場合、100,000 MB (50,000 MB x 2 データ

料金計算ツール

サービスレベルアグリーメント

Amazon Kinesis Data Streams サービスレベルアグリーメントの詳細は、よくある質問をご覧ください。

Amazon Kinesis Data Streams のリソースの詳細

リソースページを見る
始める準備はできましたか?
サインアップ
ご不明な点がおありですか?
お問い合わせ