Amazon Nimble Studio を使用すると、スタジオからクラウドへの移行を加速できるため、クリエイティブコンテンツに関するクライアントの要求を満たすために、最高クラスの人材を適切な規模で採用できます。

わずか数時間で、NVIDIA Graphical Processing Units (GPU) を備えた Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) G4dn インスタンスと、Amazon FSx の高速ストレージを利用できる仮想ワークステーションにクリエイティブな才能を持つ人材がすぐにアクセスできる、新しいスタジオ環境を作成できます。Windows と Linux の両方のオペレーティングシステムがサポートされているため、アーティストは、Amazon マシンイメージ (AMI) を使用して、任意のサードパーティーのクリエイティブな作業のためのアプリケーションやカスタムソフトウェアアプリケーションを使用できます。さらに、スタジオは、カスタムソフトウェアアプリケーションを使用したり、Amazon マシンイメージ (AMI) を介してそれらを Nimble Studio で使用したりできるため、オンプレミスからクラウドへのシームレスな移行を確実に実現できます。画像をレンダリングする準備ができたら、Nimble Studio は AWS Thinkbox Deadline を使用してコンピューティングリソースをシームレスにスケーリングします。

ワークフロー

お客様のパイプライン、ワークフロー、アプリケーション、ツール、およびプロセスを Nimble Studio で使用して、アーティストのシームレスな移行を確実に実現しましょう。

ファイル転送

Nimble Studio のファイル転送機能により、ライセンスによる転送速度の制限なしに、メディアファイルをクラウド間で迅速に移動できるため、スタジオとコンテンツクリエーターは、個別の転送ソリューションや追加の物理インフラストラクチャに追加料金を支払うことなく、本番環境でより迅速に共同作業を行うことができます。転送速度はハードウェアとネットワークの設定によってのみ制限され、オブジェクトストレージに Amazon S3 を使用する場合、Amazon S3 ストレージコストのみが発生します。

StudioBuilder

Nimble Studio の StudioBuilder は、仮想スタジオを最初から作成するのに役立ちます。ガイダンスに従って、ネットワーク、レンダーファーム、およびストレージのリソースを作成し、スタジオを設定します。StudioBuilder プロセスは、新しいリソースを作成して任意のリージョンにデプロイし、わずか数時間でスタジオを構築するのに役立ちます。StudioBuilder を再実行して、リソースを追加することもできます。

Launch Profile

Launch Profile を使用すると、必要なスタジオリソースをアーティストと共有して、制作タスクを実行できます。管理者は、仮想ワークステーション、必要なソフトウェア、ファイルシステムへのアクセス、およびレンダーファームを定義して共有できます。Launch Profile は、シンプルな共有メカニズムを使用して、アーティストへのリソースの割り当てを簡素化します。

アーティストにとって使いやすいポータル UI

Nimble Studio ポータルのユーザーインターフェイス (UI) は、アーティストのオンボーディングを簡素化するため、アーティストはクリエイティブな成果を生み出すことに集中できます。アーティストが必要なのは、Nimble Studio ポータル UI にログインして、タスクを完了するために必要な仮想ワークステーションを起動することだけです。スタジオ管理者は、現在取り組んでいるプロジェクトの特性に基づいて、アーティストと Launch Profile を簡単に共有できます。

API

API の完全なセットを利用して、独自のツールをワークフローに統合します。Nimble Studio API を使用して、スタジオの機能を拡張し、追加の AWS のサービスを活用しましょう。

ユーザー管理

Nimble Studio は、AWS IAM アイデンティティセンター (AWS SSO の後継) を使用して、Nimble Studio ポータルのウェブアイデンティティにアーティストが安全にアクセスできるようにします。Nimble Studio ポータルには、AWS マネージド Microsoft アクティブディレクトリ (AD) を介したワークステーションとファイルシステムへのアクセスコントロールが含まれており、本番環境でのセキュリティのニーズに合わせてディレクトリ対応のワークロードを有効にします。Nimble Studio を使用すると、アカウント管理者とプロジェクト所有者は、プロジェクトを共有したり、アーティストを追加または削除したり、機密データへのダウンロードアクセス権をコントロールしたりして、(ストリーミング) 仮想ワークステーションのセキュリティを強化できます。

マネージドスタジオインフラストラクチャ

デジタルコンテンツクリエイターが、仮想ワークステーション、クラウドレンダリング、および共有ストレージを使用してクラウド内にスタジオを構築および運用し、視覚効果、アニメーション、およびインタラクティブなコンテンツを作成するための最も簡単な方法。

仮想ワークステーション

Nimble Studio には、NICE DCV リモートディスプレイプロトコルを介したオンデマンド仮想ワークステーションが含まれています。これにより、ブラウザまたはノートパソコンなどのローカルクライアントは、忠実度の高いコンテンツ作成のワークフローの要求を満たすことができます。ホットキーやペンタブレットの使用など、アーティストの作業方法に対応し、芸術の要素を含むタスクの複雑さに基づいて、ワークステーションのインスタンスタイプをスケールできます。アーティストは、G4dn.xlarge (4 vCPU、16 GB のメモリ、RTX を搭載した NVIDIA Tesla T4 GPU) などのインスタンスを活用して軽めのタスクを実行したり、64 vCPU と 256 GB のメモリを備えたインスタンスにスケールして大規模なデータセットやシミュレーションワークフローを処理したりできます。

高速ストレージ

Nimble Studio をご利用のお客様は、コンテンツ作成のための費用対効果が高く、高性能でスケーラブルなストレージを提供する高速ストレージにアクセスできます。これには Amazon FSx が含まれます。混合 OS 実稼働環境用の同じストレージに接続しながら、Linux と Windows の両方をストリーミングできます。さらに、Qumulo や WekaIO などの独自のクラウドベースのストレージソリューションを使用することもできます。

スケーラブルなレンダーファーム

レンダリングワークロードを、数分で数万個のコアにスケールできます。Nimble Studio は、Render Farm Deployment Kit (RFDK) と AWS Thinkbox Deadline をレンダーオーケストレーションに利用して、EC2 スポットの料金を活用する統合レンダーファームを提供します。また、同じように迅速にスケールダウンして、驚異的なコンピューティングの伸縮性とコスト管理を実現することもできます。

製品の料金の詳細
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Amazon Nimble Studio の料金ページにアクセスしてください。

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