Amazon Aurora for MySQL のローカルストレージに保存されるものは何ですか? また、ストレージ容量の問題をトラブルシューティングする方法を教えてください。

Aurora クラスターのインスタンスには、次の 2 種類のストレージがあります。

  • 永続データ用のストレージ (クラスターボリュームと呼ばれます)。このストレージタイプは、より多くのスペースが必要になると自動的に増加します。詳細については、「クラスターボリュームの中身」を参照してください。
  • インスタンスクラスに基づく、クラスター内の各 Aurora インスタンスのローカルストレージ。このストレージタイプとサイズはインスタンスクラスにバインドされており、より大きな DB インスタンスクラスに移動することによってのみ変更できます。Aurora for MySQL は、エラーログ、一般ログ、スロークエリログ、監査ログ、および InnoDB 以外の一時テーブルの保存にローカルストレージを使用します。

空きストレージ容量が少ないというエラー

空きストレージ容量が制限に近づくと、次のエラーが表示される場合があります。

"The free storage capacity for DB Instance: instance-name is low at x% of the provisioned storage [Provisioned Storage: xx GB, Free Storage: xx GB].You may want to increase the provisioned storage to address this issue."

一時テーブルやログファイルなどの非永続データがローカルストレージに保存されると、ローカルストレージの容量がいっぱいになる可能性があります。ALTER TABLE コマンドが実行されているか、または一時テーブルを過剰に保存していないかを確認してください。ALTER コマンドと一時テーブルを最適化することにより、ローカルストレージの使用量を削減できます。次のようなコマンドを複数回実行して、インスタンス上の一時テーブルの数を確認します。

SHOW GLOBAL STATUS LIKE 'created_tmp%tables';

特定の時間範囲内に作成された一時テーブルの数をモニタリングするには、GoSH を有効にします。これにより、将来の分析のために後で確認できるテーブルにサーバーステータス変数を保存できます。

FreeableMemory の Amazon CloudWatch メトリクスを確認して、使用可能な空きメモリの量を判断します。次に、空き容量が監査ログ、一般ログ、またはスロークエリログによって消費されているかを確認します。FreeLocalStorage の CloudWatch メトリクスを使用して、Aurora インスタンスに関連付けられたローカルストレージスペースをモニタリングできます。詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターメトリクスのモニタリング」を参照してください。

より多くのストレージスペースが必要な場合は、ローカルストレージの量を増やすことができます。ローカルストレージを増やすには、DB インスタンスクラスを増やす必要があります。詳細情報は、「DB インスタンスクラスの変更」を参照してください。

パラメータ max_heap_table_sizetmp_table_size の値を増やすこともできます。これらのパラメータを変更すると、ディスクに流出するデータの量を減らすことができ、使用するローカルストレージの量を減らすことができます。インスタンスにアタッチされているパラメータグループでこれらのパラメータを変更できます。詳細については、「DB パラメータグループのパラメータの変更」を参照してください。

注: max_heap_table_sizetmp_table_size の値を増やすと、テーブルはインスタンスでより多くのメモリを消費します。これらの値を増やす場合は、インスタンスに十分なメモリがあることを確認してください。FreeableMemory の CloudWatch メトリクスを使用して、使用可能なメモリをモニタリングできます。詳細については、「メトリクスを使用してパフォーマンスの問題を特定する」を参照してください。

ERROR 1114 table full

MySQL が ALTER TABLE などの操作を実行すると、新しいスキーマで一時的な中間テーブルが作成されます。MySQL は、古いテーブルを削除する前に中間テーブルにデータをロードします。中間テーブルはローカルストレージを使用する場合があります。中間テーブルに使用できるストレージよりも多くのストレージが必要な場合、次のエラーが発生する可能性があります。

"ERROR 1114 (HY000): The table 'table-name' is full"

インスタンスを一時的にスケールアップしてローカルストレージを増やすことで、このエラーを解決できます。ALTER TABLE 操作が完了したら、インスタンスクラスをスケールダウンできます。ローカルストレージを増やすには、Aurora インスタンスクラスを増やす必要があります。詳細情報については、「DB インスタンスクラスの変更」を参照してください。


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公開日: 2019 年 2 月 26 日