My CloudWatch アラームによって Auto Scaling グループのスケールアウトまたはスケールインがトリガーされません。CloudWatch グラフを確認すると、メトリックスが設定したしきい値を超えているが、CloudWatch アラームがトリガーされていないことがわかります。

CloudWatch アラームは、「ローリングウィンドウ」方式を使用して 1 分間隔で、時間集計メトリックス(5 分の平均値など)を継続的に評価します。評価期間中に収集されたデータポイントのいずれも設定したしきい値を超えない場合、CloudWatch アラームはトリガーされません。

たとえば、平均 CPU 使用率に基づくアラームで、少なくとも 1 期間(5 分)のしきい値を > 45% に設定したとすると、以下の時間集計メトリックスによってアラームはトリガーされません。05:51:00 で収集されたデータポイントは平均 CPU 使用率のしきい値 45% を超えていないためです。

(05:53:00: data: {Samples=3.0, Avg=57.846666666666664}
(05:52:00: data: {Samples=3.0, Avg=58.39000000000001}
(05:51:00: data: {Samples=2.0, Avg=41.685}
(05:50:00: data: {Samples=3.0, Avg=55.473333333333336}
(05:49:00: data: {Samples=3.0, Avg=60.50333333333333}

逆に、以下の時間集計メトリックスによって [Average CPU Utilization] アラームはトリガーされます。すべてのデータポイントが平均 CPU 使用率のしきい値 45% を超えているためです。

(05:56:00: data: {Samples=3.0, Avg=58.39000000000001}
(05:55:00: data: {Samples=3.0, Avg=61.123333333333335}
(05:54:00: data: {Samples=2.0, Avg=45.075}
(05:53:00: data: {Samples=3.0, Avg=57.846666666666664}
(05:52:00: data: {Samples=3.0, Avg=58.39000000000001}

Auto Scaling グループの適時のスケーリングのために、時間集計メトリックスを評価する CloudWatch アラームで使用されるメカニズムを考慮し、それに応じてメトリックスデータのしきい値を小さくすることを検討します。「Amazon CloudWatch アラームの作成」で説明しているように、CloudWatch アラームは、持続している状態変化に対してのみアクションを呼び出します。単に特定の状態にあるというだけでアクションを呼び出すわけではありません。状態が変わり、それが指定した期間にわたって持続している必要があります。

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