HTTP ヘッダーに基づいて CloudFront でコンテンツをキャッシュするにはどうすればよいですか?

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HTTP ヘッダーに基づいて Amazon CloudFront でコンテンツをキャッシュしたいと考えています。どうすればよいですか?

簡単な説明

HTTP ヘッダーに基づいてコンテンツをキャッシュするようにディストリビューションを設定するには、次のいずれかを実行します。

  • キャッシュポリシーを作成し、ディストリビューション内の動作にアタッチする
  • ディストリビューション内の既存のレガシーキャッシュ動作の設定を編集する

コンテンツをキャッシュするための新しいキャッシュポリシーを作成するのがベストプラクティスです。レガシーディストリビューションを編集する代わりに、新しいキャッシュポリシーを使用して設定をさらにカスタマイズできます。

重要: ConnectionHost (for Amazon S3 origins)、Proxy-AuthorizationTE、または Upgrade のヘッダータイプのリクエストヘッダー値に基づいてキャッシュするように CloudFront を設定することはできません。詳細については、「キャッシュ条件に使用するヘッダーを選択する」を参照してください。

解決方法

キャッシュポリシーを作成

  1. CloudFront コンソールを使用してキャッシュポリシーを作成します
  2. [TTL settings] (TTL 設定) で、[Minimum TTL] (最小 TTL)、[Maximum TTL] (最大 TTL)、[Default TTL] (デフォルト TTL) の値を入力して、CloudFront がオブジェクトをキャッシュする時間を管理します。デフォルトでは、キャッシュされたファイルは 24 時間後に自動的に失効します。
  3. [Cache key settings] (キャッシュキーの設定) の下にある [Headers] (ヘッダー) で、[Include the following headers] (次のヘッダーを含める) を選択します。
  4. [Add header] (ヘッダーを追加) ドロップダウンリストからヘッダーを選択するか、[Add custom] (カスタムを追加) を選択してカスタムヘッダーを追加します。
  5. ポリシーをアタッチする動作の要件に基づいて、キャッシュポリシーの他のすべての設定を完了します。その後、[Create] (作成) を選択します。
  6. キャッシュポリシーを作成したら、CloudFront ディストリビューションの関連する動作にポリシーをアタッチする手順に従います。

既存動作の設定を編集する

  1. CloudFront コンソールを開いて、ディストリビューションを選択します。
  2. [Behaviors] (動作) タブを選択します。その後、選択した HTTP ヘッダーに基づいてコンテンツをキャッシュするパスを選択します。
  3. [Edit] (編集) を選択します。
  4. [キャッシュキーとオリジンリクエスト] で、[レガシーキャッシュ設定] が選択されていることを確認します。
    [Legacy cache settings] (レガシーキャッシュ設定) が選択されていない場合は、前のセクションのステップに従ってキャッシュポリシーを作成します。
  • または -
    [Legacy cache settings] (レガシーキャッシュ設定) を選択した場合は、次の操作を実行します。
    [Headers] (ヘッダー) で、次のヘッダーを [Include] (含める) を選択します。
    [Add header] (ヘッダーを追加) ドロップダウンリストから、キャッシュするヘッダーを選択します。
  1. CloudFront キャッシュのキャッシュ期間を管理するには、[Object Caching] (オブジェクトキャッシュ) で [Customize] (カスタマイズ) を選択します。その後、[Minimum TTL] (最小 TTL)、[Default TTL] (デフォルト TTL)、[Maximum TTL] (最大 TTL) フィールドで値を指定します。詳細については、「オブジェクトキャッシュ」を参照してください。
  2. [Save Changes] (変更を保存) を選択します。

注: 個々のファイルのキャッシュ期間を変更するには、Cache-Control max-age ディレクティブ、Cache-Control s-maxage ディレクティブ、または Expires ヘッダーを追加するようにオリジンを設定します。詳細については、「ヘッダーを使用した個々のオブジェクトのキャッシュ保持期間の制御」を参照してください。

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) オリジンについては、ヘッダー値のメタデータを追加して、個々のオブジェクトのキャッシュの有効期限を管理します。詳細については、「Amazon S3 コンソールを使用したオブジェクトへのヘッダーの追加」を参照してください。


関連情報

ポリシーの使用 リクエストヘッダーに基づくコンテンツのキャッシュ

コンテンツがキャッシュに保持される期間 (有効期限) の管理

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