AWS DMS レプリケーションインスタンスを作成するにはどうすればよいですか?

簡単な説明

次の方法を使用して、レプリケーションインスタンスを作成および変更できます。

• AWS DMS コンソール
• AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)
• AWS DMS API リファレンス
• AWS CloudFormation

以下の解決策では、AWS DMS コンソールを使用します。

解決策

前提条件

少なくとも 2 つのアベイラビリティーゾーンにある 2 つのサブネットでレプリケーションサブネットグループを作成してください。

レプリケーションインスタンスを作成する

注: AWS CLI のコマンドの実行時にエラーが発生する場合は、「AWS CLI エラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。

1. AWS DMS コンソールを開きます。
2. ナビゲーションペインで、[Replication instances] を選択します。
3. [Create replication instance] を選択します。
4. [Create replication instance] 画面の [Settings] で、以下の情報を入力します。
   [Name] にインスタンスの名前を入力します。
   (オプション)** 説明的な Amazon リソースネーム (ARN)** には、デフォルトの ARN を上書きする名前を入力します。
   (オプション) [Description] には説明を入力します。
5. [Instance configuration] で、以下の情報を入力します。
   [Instance class] で、インスタンスクラスを選択します。詳細については、「Choosing the right AWS DMS replication instance for your migration」を参照してください。
   [Engine version] では、エンジンのバージョンを選択します。
   高可用性を実現するには、フェイルオーバー設定を選択します。
6. [Storage] セクションの [Allocated storage] で、ストレージ量を選択します。ログファイルとキャッシュされたトランザクションは主にストレージを消費するため、AWS DMS は大量のストレージを使用しません。詳細については、「Create a replication instance**」のテーブルで **[Allocated storage] を参照してください。
7. [Connectivity and Security] で、以下の情報を入力します。
   [Network type] には、IPv4 または Dual-stack mode を選択します。
   仮想プライベートクラウド (VPC) では、インスタンスを配置する VPC を選択します。
   [Public accessible] では、インターネットからレプリケーションインスタンスにアクセスできるようにする場合は、このオプションを選択します。
8. [Advanced settings] セクションを展開し、以下の情報を入力します。
   [Availability zone] では、レプリケーションインスタンスが作成される Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) のアベイラビリティーゾーンを選択します。
   [VPC security groups] では、アウトバウンドトラフィックを管理するためにレプリケーションインスタンスに割り当てる VPC セキュリティグループを選択します。
   [AWS Key Management Service (AWS KMS)] では、レプリケーションストレージと接続情報の暗号化に使用する暗号化キーを選択します。エイリアス (aws/dms) を使用するデフォルトキー、またはカスタマーマネージドキー (AWS KMS キー) を選択できます。詳細については、「Setting an encryption key and specifying AWS KMS permissions」を参照してください。
9. [Maintenance] セクションを展開して、レプリケーションインスタンスで変更とソフトウェア更新が行われるタイミングを管理します。
   [Maintenance window] では、時間と期間を入力し、システムメンテナンスが自動的に実行される毎週の時間範囲を指定します。
   [Automatic version upgrade] で、このオプションを選択して、メンテナンスウィンドウの期間中にマイナーエンジンアップグレードをレプリケーションインスタンスに自動適用します。
10. [Create] をクリックします。

レプリケーションインスタンスの詳細については、AWS CLI コマンドの describe-replication-instances を参照してください。

関連情報

Database migration step-by-step walkthroughs

Migration strategy for relational databases

Working with an AWS DMS replication instance