Amazon EFS バーストクレジットの仕組みを教えてください。

最終更新日: 2020 年 5 月 6 日

Amazon Elastic File System (Amazon EFS) ファイルシステムのパフォーマンスは、作成した直後は優れていましたが、現在は大幅に低下しています。これは、バーストクレジットと関係がありますか?

簡単な説明

ファイルベースのワークロードは通常高低差が激しく、短期間で高レベルのスループットが発生しますが、低レベルのスループットは長期間発生します。Amazon EFS は一定期間内のスループットレベルのバーストが許可されるように設計されています。

ファイルシステムのスループットモードは、バーストスループットとプロビジョニングされたスループットの 2 つがあります。バーストスループットモードでは、ファイルシステムが大きくなるに従って Amazon EFS のスループットがスケールします。プロビジョニングされたスループットモードでは、保存されたデータ量とは別に、ファイルシステムのスループットを簡単にプロビジョニングできます。詳細については、「スループットモード」を参照してください。

解決方法

バーストスループット

すべてのファイルシステムには許可されるスループットがあり、それが任意の時点でファイルシステムが処理できるの最大容量です。この許容されたスループットは、ベースラインスループットまたはバーストスループットのいずれかです。

ベースラインスループットとバーストスループットは、両方ともファイルシステムのサイズに依存します。計測処理はほぼ毎時間実行され、ファイルシステムのサイズを決定します。決定されたサイズに基づいて、プロセスはベースラインおよびバーストスループットレートを設定します。Amazon EFS ライフサイクル管理が有効になっている場合、標準ストレージクラスのデータのサイズのみが考慮されます。

Amazon EFS では、ファイルシステムがバーストできる時期を決定するのにクレジットシステムを使用しています。ファイルシステムのクレジットバランスがゼロに落ちると、許可されるスループットレートはベースラインスループットに低下します。ベースラインスループットで実行する場合、取得するのと同じレートでクレジットを使用します。

正のバーストクレジットバランスがある場合、バーストスループットでファイルシステムを実行することができます。ただし、バーストスループットで実行するときは、取得するより速くクレジットを使用します。このペースが続いた場合、クレジットをすべて使い尽くしてしまい、バーストクレジットバランスはゼロに落ちます。

新しいファイルシステムは、2.1 TiB のバーストクレジットで開始します。そのため、システムにデータやメタデータが保存されていないにもかかわらず、新しいファイルシステムをバーストスループットで駆動できます。バーストクレジットを使用すると、新しいシステムのパフォーマンスが低下します。

詳細については、「バーストスループットモード」を参照してください。

プロビジョニングされたスループット

プロビジョンされたスループットでは、ファイルシステムのスループットをすぐにプロビジョンし、アプリケーションに必要な高レベルのスループットを取得できます。このプロビジョニングは、保存されているデータ量とは無関係です。詳細については、「プロビジョニングスループットモード」を参照してください。

プロビジョンドスループットモードの使用には、追加料金がかかります。プロビジョンドスループットモードを使用すると、使用するストレージおよび個別にプロビジョニングしたスループットに対して課金されます。詳細については、Amazon EFS の料金を参照してください。

プロビジョンドスループットモードとバーストスループットモードの間で変更することができます。ただし、前回のスループットモードの変更から 24 時間を超えている必要があります。プロビジョニンドスループットの値は必要に応じて何回でも増やすことができますが、プロビジョンドスループットの値を減らすことができるのは 24 時間に 1 回のみです。

ファイルシステムの計測サイズが、プロビジョンニングしたスループットよりもベースラインレートが高い場合、ファイルシステムはデフォルトでバーストスループットモデルになります。


Amazon EFS performance (Amazon EFS のパフォーマンス)

この記事はお役に立ちましたか?


請求に関するサポートまたは技術サポートが必要ですか?