カスタムドメインネームシステム (DNS) を使用しています。DNS を使用して Amazon Elastic File System (Amazon EFS) をマウントするにはどのようにすればよいでしょうか?

Amazon EFS を Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスにファイルシステムの DNS 名でマウントできます。そのためには、以下が当てはまらなければなりません。

接続する EC2 インスタンスが 仮想プライベートクラウド (VPC) 内にあり、カスタム DNS サーバーを使用するように設定されている必要があります。Amazon DNS サーバーについての情報は、DHCP オプションセットをご覧ください。

DNS 設定、DNS 解決、および DNS ホスト名は、カスタム VPC で有効になっています。詳細については、Updating DNS Support for Your VPC を参照してください。

注: Amazon EFS ファイルシステムは Linux EC2 インスタンスしかマウントできません。

Windows DNS サーバーの利用

1.    VPC コンソールから、左のナビゲーションペインでお客様の VPC を選び、希望する VPC を選び、サマリータブを選びます。IPv4 CIDR アドレスをメモします。

2.    EC2 VPC では、Amazon DNS サーバーは VPC ネットワーク範囲のベースアドレス + 2 にあり、その中から IPv4 アドレスを1つ選びます。詳細については、Amazon DNS サーバーをご覧ください。

3.     dnscmd コマンド、/zoneadd と/forwarder パラメーターとステップ1の IP アドレスを使って Windows DNS サーバーの条件付きフォワーダーを追加します。この例では、IP アドレスは 172.31.0.2 で、これは、172.31.0.0/16 のサブネットで 有効な 2 番目の IPv4 アドレスです。

C:\Windows\system32> dnscmd  /ZoneAdd amazonaws.com /forwarder 172.31.0.2

条件付きフォワーダーは amazonaws.com ドメインから Windows VPC DNS サーバーへの DNS リクエストを処理します。これによって、EC2 インスタンスからの DNS クエリを、Amazon EFS DNS 名を変換できる Amazon DNS サーバーへフォワードできます。

4.    nslookup コマンドと Amazon EFS ファイルシステム ID を使って、Windows DNS サーバーが DNS クエリを解決していることを検証します。Windows DNS サーバーで、次のコマンドを実行します

C:\Windows\system32>nslookup file-system-id.efs.aws-region.amazonaws.com

注: Amazon EFS ファイルシステム ID を見つけるには、まず Amazon EFS 管理コンソールを開いて、左のナビゲーションペインからファイルシステムを選択します。

Ubuntu の DNS サーバーを使用する

1.    bind9bind9utils をインストールします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install bind9 bind9utils

2.    Bind9 をキャッシュ DNS サーバーとして設定し、amazonaws.com ドメインを VPC DNS サーバーにフォワードします。

3.     named.conf.options ファイルを開き、修正します。  

$ sudo nano /etc/bind/named.conf.options

注: 以下の例では最小構成を示します。既存の named.conf.options 設定ファイルにはこれらのオプションを追加できます。

IP アドレスは Amazon DNS サーバーの IPv4 プライベートで、Amazon EFS ファイルシステムが作成された VPC のサブネットの最初の IP アドレスでなければなりません。この例では、IP アドレスとして 172.31.0.2 を、CIDR として 172.31.0.0/16 を使用しています。  

options {
    directory "/var/cache/bind";
    forwarders { 172.31.0.2; };
    allow-query { 172.31.0.0/16; };

    forward only;
    dnssec-validation no;
    dnssec-enable no;
    auth-nxdomain no;    # conform to RFC1035
    listen-on-v6 { any; };
};
zone "amazonaws.com" IN {
      type forward;
      forward first;
      forwarders { 172.31.0.2; };
};

4.    Bind9 を再起動して新しい設定を適用します。

$ sudo systemctl restart bind9

5.    dig コマンドを使用して、Amazon EFS ファイルシステム ID を使って DNS クエリを行い、Linux DNS サーバーが DNS クエリを解決していることを確認します。

$ dig +short file-system-id.efs.aws-region.amazonaws.com @172.31.0.2

6.    nfs-utilsnfs-common パッケージをインストールし、Amazon EFS をマウントできるようにします。

$ sudo yum install nfs-utils -y || sudo apt-get install nfs-common -y

yum コマンドは、Amazon Linux、CentOS、RHEL で使用されています。apt-get コマンドは、Ubuntu などの Debian ベースの Linux ディストリビューションで使われています。

7.    Amazon EFS を Linux インスタンスにマウントします。

$ mkdir /mnt/efs; mount -t nfs4 -o nfsvers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,hard,timeo=600,retrans=2,noresvport file-system-id.efs.aws-region.amazonaws.com:/ /mnt/efs

詳細については、マウントでさらに考慮すべきことを参照してください。


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公開日: 2018 年 09 月 26 日