メンテナンスウィンドウ中に Amazon Redshift がアップグレードを実行しなかったのはなぜですか?
最終更新日: 2020 年 8 月 19 日
Amazon Redshift クラスターのメンテナンスを予定していました。しかし、メンテナンスはトリガーされませんでした。このような状況が生じた理由は何ですか?
解決方法
以下の理由により、Amazon Redshift クラスターがメンテナンスウィンドウ中にアップグレードを実行しない場合があります。
- 実行するメンテナンスタスクがない: スケジュールされたメンテナンスタスクがあるかどうかを確認します。アップグレードがスケジュールされると、Amazon Redshift クラスターは次のメンテナンスウィンドウ中にアップグレードを実行します。
- お使いの AWS リージョンにおいて、Amazon Redshift の最新バージョンがまだ実装されていない: 場合によっては、メンテナンスウィンドウ中に、クラスターが最新バージョンの Amazon Redshift にアップグレードされないことがあります。これは、AWS リージョンとパッチリリースのタイミングによります。AWS リージョンで最新バージョンの Amazon Redshift が実装されていない場合、クラスターは更新されません。
- Amazon Redshift がハードウェアのアップデートを実施している: Amazon Redshift クラスターで必須のハードウェア交換がスケジュールされている場合、メンテナンスウィンドウに優先します。ハードウェアの交換が必要な場合は、AWS マネジメントコンソールおよび SNS サブスクリプションを通じて「保留中」の項目としてイベント通知を受け取ります。
Amazon Redshift クラスターのメンテナンスウィンドウを延期するには、次の手順を実行します。
1. Amazon Redshift コンソールにサインインします。
2. 左のナビゲーションペインで、[CLUSTERS] (クラスター) を選択します。
3. 変更する Amazon Redshift クラスターを選択します。
4. [Actions] (アクション) で、[Modify] (変更) を選択します。
5. [Defer Maintenance] (メンテナンスウィンドウの延期) を選択します。
6. [Enabled] (有効) の設定を選択します。
7. メンテナンスウィンドウの開始日時と終了日時を設定します。
8. [Confirm] (確認) を選択します。
9. [Modify] (変更) を選択します。
メンテナンスウィンドウを延期する方法の詳細については、クラスターの変更、または modify-cluster-menance API を参照してください。