Amazon SES で E メール送信履歴を表示するにはどうすればよいですか?
最終更新日: 2021 年 7 月 23 日
Amazon Simple Email Service (Amazon SES) でE メール送信履歴を確認したいと考えています。その方法を教えてください。
解決方法
Amazon OpenSearch Service と Amazon Kinesis を使用して、Amazon SES 送信履歴を保存および表示できます。
注意: この記事のガイダンスでは、Amazon SES クラシックコンソールを使用しています。
Amazon OpenSearch Service ドメインを作成する
Amazon SES の送信履歴を保存するためには、Amazon OpenSearch Service ドメインを作成します。
注: ネットワーク設定で、Public accessを選択する必要があります。次のステップで作成する Kinesis 配信ストリームでは、パブリックアクセスドメインを使用する必要があります。
Kinesis 配信ストリームを作成する
- Kinesis コンソールを開きます。
- [Create Delivery Stream] をクリックします。
- [Delivery stream name] に、ストリームの名前を入力します。
- [Source] で、[Direct PUT or other sources] を選択します。
- [次へ] を選択します。
- [Process records] で、AWS Lambda でのソースレコード変換を選択することができます。または、すべての設定を [Disabled] のままにして、 [Next] を選択します。
- [Choose a destination] ページで、次のように入力します。
[Destination] では、[Amazon OpenSearch Service] を選択します。
[Domain] では、Amazon SES の送信履歴を保存するために作成した、Amazon OpenSearch Service ドメインを選択します。
[Index] には、インデックス名を入力します。
[Index rotation] では、ローテーションスケジュールを選択します。または、このフィールドをデフォルトの [No rotation] 設定のままにしておきます。
[Type] には、タイプ名を入力します。
[Retry duration] では、秒単位で再試行期間を設定します。または、このフィールドをデフォルトの 300 秒のままにしておきます。 - [S3 backup] では、次のように入力します。
[Backup mode] では、[Failed records only] を選択します。
既存のバケット内にあるレコードを保存するには、[Backup S3 bucket] を選択します。または、[Create new] を選択して新しいバケットを作成します。
(オプション)[ Backup S3 bucket prefix]では、prefix を入力します。または、フィールドは空白のままにします。 - [次へ] を選択します。
- [OpenSearch Service buffer conditions]、[Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) compression and encryption]、[Error logging]、[Tags]、[Permissions] については、ユースケースに応じた設定を行います。これらのフィールドの詳細については、 設定の構成をご参照ください。
- 配信ストリームの設定詳細を確認し、 [Create delivery stream] を選択します。
Amazon SES 設定セットを作成する
- Amazon SES コンソールを開き、ナビゲーションペインから [Configuration Sets] を選択します。
- [構成セットの作成] を選択します。
- [Configuration Set Name] にセットの名前を入力します。その後で、[Create Configuration Set] を選択します。
- [閉じる] を選択します。
- 新しい設定セットでは、ハイパーリンクされた [Configuration Set Name] を選択します。
- [Add Destination] では、[Firehose] を選択します。
- [Firehose Destination] ダイアログボックスでは、次のように入力します。
[Name] に、宛先の名前を入力します。
[Event types] で、Send、Reject、Delivery、Bounce、および Complaint を選択します。
[Stream] で、作成した配信ストリームを選択します。
[IAM role] で、[Let SES make a new role] を選択します。ロール名を入力してから、[Create role] をクリックします。
[Save] を選択します。 - E メール送信方法を変更して 設定セットを指定します。
設定をテストする
- Amazon SES コンソールを使用してテスト E メールを送信します。
重要: テスト E メールの結果を表示するには、作成した設定セットを指定する必要があります。[Email Format] では、[Formatted],を選択し、[More Options] を選択します。[Configuration Set] に、設定セットの名前を入力します。 - Amazon OpenSearch Service コンソールを開きます。
- Amazon SES 送信履歴を保存するために作成したドメインを選択します。
- [Overview] タブで、OpenSearch ダッシュボードの横にあるリンクを選択します。
- 配信ストリーム の作成時に設定したインデックス名にインデックスパターンを作成します。手順については、elastic.co ウェブサイトでの [Create an index pattern] を参照してください。
- インデックスパターンが作成されたら、OpenSearch ダッシュボードの Discover 機能を使用して、送信したテスト E メールのログを表示します。詳細については、elastic.co ウェブサイトの [Discover]を参照してください。
Amazon OpenSearch Service は、Amazon Elasticsearch Service の後継サービスです。