AWS Storage Gateway でスナップショットとクローンを使用してボリュームデータを復元するにはどうすればよいですか?
最終更新日: 2022 年 6 月 24 日
スナップショットとクローンを使用してデータを AWS Storage Gateway ボリュームに復元するにはどうすればよいですか?
解決方法
キャッシュ型ボリュームは、iSCSI にアタッチされたブロックストレージボリュームで、ボリュームデータを保存します。キャッシュ型ボリュームは、ハイパーバイザーによって Storage Gateway アプライアンスにアタッチされたローカルディスクデータのマネージド型キャッシュを提供します。詳細については、「キャッシュ型ボリュームのアーキテクチャ」を参照してください。
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) のスナップショットとクローンを使用して、Storage Gateway のキャッシュ型ボリュームを保護できます。
注: Amazon EBS に保存されたボリュームは最大 16 TiB、Storage Gateway のキャッシュ型ボリュームは最大 32 TiB です。Storage Gateway ボリュームが 16 TiB より大きい場合、スナップショットから EBS ボリュームを作成できません。詳細については、「ボリュームの割り当て」を参照してください。
ゲートウェイキャッシュ型ボリュームの EBS スナップショットを作成し、そのスナップショットを用いて新しいボリュームを作成する
- Storage Gateway コンソールを開きます。ナビゲーションペインで、[ボリューム] を選択します。次に、スナップショットを作成するボリュームを選択します。
- [アクション] を選択してから、[EBS スナップショットの作成] をクリックします。
- [スナップショットの説明] に、スナップショットの名前を入力します。次に、[EBS スナップショットの作成] を選択します。スナップショットの [ステータス] が保留中から利用可能に変わるのを待ちます。
注: スナップショットが利用可能になるまでの時間は、ボリュームのサイズによって異なります。 - (オプション) 定期的なスケジュールでスナップショットを作成するには、[Actions] (アクション)、[Edit snapshot schedule] (スナップショットスケジュールの編集)、[Start time] (開始時間)、[Recurrence] (繰り返し) の順に選択し、説明 を入力してから、[Save] (保存) をクリックします。
- [EBS snapshots] (EBS スナップショット) で、スナップショットの名前を選択します。[Description] (説明) タブを選択し、[Snapshot ID] (スナップショット ID) をコピーします。
- コンソールのナビゲーションバーのリージョンセレクターで、スナップショットがある AWS リージョンを選択します。
注: スナップショットを別のリージョンのボリュームに復元するには、まずスナップショットを新しいリージョンにコピーします。次に、そのリージョンのボリュームにスナップショットを復元します。詳細については、「スナップショットのコピー」を参照してください。 - ナビゲーションペインで、[ボリューム]、[ボリュームの作成] の順に選択します。
- ボリュームに使用する [ゲートウェイ] を選択し、容量を入力します。[Volume contents] (ボリュームの内容) で、[Based on EBS snapshot] (スナップショットに基づく) を選択し、手順 5 からコピーした [EBS snapshot ID] (EBS スナップショット ID) を入力します。[iSCSI target] (iSCSI ターゲット) には、名前を入力してから、[Create Volume] (ボリュームの作成) を選択します。
- [Configure CHAP authentication] (CHAP 認証の設定) で、[Skip] (スキップ) を選択します。
- Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) コンソールを開きます。ナビゲーションペインで、[ボリューム]、[ボリュームの作成] の順に選択します。
- [Create Volume] (ボリュームの作成) ウィザードページの [Volume Type] (ボリュームタイプ) で、[General Purpose SSD] (汎用 SSD)、[Provisioned IOPS SSD] (プロビジョンド IOPS SSD)、[Cold HDD]、[Throughput Optimized HDD] (スループット最適化 HDD)、または [Magnetic] (マグネティック) から選択します。
- [Snapshot ID] (スナップショット ID) を選択し、[Size (GiB)] (サイズ (GiB)) にサイズを入力します。
注: ボリュームサイズとスナップショット ID の両方を指定する場合、サイズはスナップショットのサイズ以上である必要があります。 - [IOPS] フィールドに、ボリュームがサポートできる 1 秒あたりの入出力オペレーション (IOPS) の最大数を入力します。
- ご利用の[Availability Zone] (アベイラビリティーゾーン) を選択してから、[Create Volume] (ボリュームの作成) をクリックします。
注: EBS ボリュームは、同じアベイラビリティーゾーン内の EC2 インスタンスにのみアタッチできます。
(オプション) 最新のリカバリポイントからボリュームのクローンを作成します
クローンを使用して新しいボリュームを復元する際の次の考慮事項をご確認ください。
- クローンでは、事前に EBS スナップショットを作成して保存する必要はありません。
- 復元の目的のためには、クローンを作成してアクセスする方が速い場合があります。クローンでは、Storage Gateway は新しいボリュームを即座に作成し、次にバックグラウンドで初期ボリュームからデータをコピーします。
注: 特定のリカバリーポイントを維持するために EBS スナップショットを使用するか、または EBS ボリュームに直接復元することがベストプラクティスです。
- [Storage Gateway console] (Storage Gateway コンソール) を開き、[Create volume] (ボリュームの作成) を選択します。
- [ゲートウェイ] で、[ボリュームゲートウェイ] を選択してから、容量を入力します。
- [Volume contents] (ボリュームの内容) で、[Clone from last volume recovery] (最後のボリュームのリカバリーポイントからのクローン) を選択します。
- [Source volume] (ソースボリューム) で、クローンを作成する[volume] (ボリューム) を選択します。
- [iSCSI target] (iSCSI ターゲット) で、 名前を入力してから、[Create Volume] (ボリュームの作成) を選択します。
- [Configure CHAP authentication] (CHAP 認証の設定) で、[Skip] (スキップ) を選択します。
- ナビゲーションペインで、[ボリューム] を選択してから、新しいボリュームが使用でき、準備ができていることを確認します。