リファレンスデプロイ

AWS での IBM MQ

クラウド、モバイル、IoT、オンプレミス環境で使えるメッセージングプラットフォーム

このクイックスタートでは、可用性が高く本番環境で利用できる IBM MQ サーバーを、選択した設定で自動的に約 30 分でアマゾン ウェブ サービス (AWS) クラウドにデプロイします。

IBM MQ は、多様なアプリケーションやビジネスデータを複数のプラットフォームで簡単かつ迅速に統合するメッセージングミドルウェアです。IBM MQ では、メッセージキューを使用して情報交換を容易にし、クラウド、モバイル、IoT (モノのインターネット)、オンプレミスの環境に単一のメッセージングソリューションを提供します。AWS での IBM MQ サービスは、Virtual Private Cloud (VPC) 内およびインターネット上の信頼されたアドレスから、またオンプレミス環境からの VPN を介して、クライアントメッセージングアプリケーションをサポートします。

このクイックスタートを使用すると、お客様の AWS アカウント内の VPC に IBM MQ をデプロイできます。IBM MQ のために新しい VPC を構築するか、既存の VPC にソフトウェアをデプロイするかを選ぶことが可能です。デプロイおよび設定のタスクは、AWS CloudFormation テンプレートによって自動化されます。テンプレートは起動時にカスタマイズできます。

このクイックスタートは IBM と AWS が共同開発しました。IBM は AWS パートナーです。


AWS Service Catalog の管理者は、このアーキテクチャをご自分のカタログに追加できます。 

  •  構築するもの
  • このクイックスタートを使用して、以下の設定可能な環境を AWS 上にセットアップします。

    • 2 つのアベイラビリティーゾーンにまたがり、2 つのパブリックサブネットと 2 つのプライベートサブネットを含む Virtual Private Cloud (VPC)。セキュリティと可用性を実現します。*
    • パブリックサブネット内: IBM MQ サーバーに対してセキュアシェル (SSH) による安全なアクセスを提供する踏み台ホスト。踏み台ホストは、1 つのインスタンスに設定され必要な容量を持つ Auto Scaling グループにあります。これにより、1 つのホストが常に利用できるように確保しています。*
    • プライベートサブネット内では、IBM MQ サーバーは、1 つのインスタンスに設定されて必要な容量を持つ Auto Scaling グループにあります。これにより、1 つのホストが常に利用できるように確保しています。
    • 分散ストレージ用の IBM MQ サーバーインスタンスに自動的にマウントされる Amazon Elastic File System (Amazon EFS)。キューマネージャーサービスとメッセージデータの高可用性を確保します。1 つのアベイラビリティーゾーンで IBM MQ サーバーに障害が発生した場合、もう 1 つのアベイラビリティーゾーンで新しいサーバーが作成されて既存のデータに接続されるため、永続メッセージが失われることはありません。
    • アクティブな IBM MQ サーバーに自動的に接続を分散するための Elastic Load Balancing。
    • AWS Identity and Access Management (IAM) インスタンスロール。デプロイプロセスで必要となる、 AWS のサービスへのリソースレベルでのアクセス許可が可能となります。
    • それぞれのインスタンスや機能に適したセキュリティグループ。必要なプロトコルやポートのみにアクセスを許可します。例えば、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) サーバー上の HTTP サーバーポートへのアクセスは、Elastic Load Balancing に限定されます。

    * クイックスタートを既存の VPC にデブロイするテンプレートは、アスタリスクが付けられたタスクをスキップし、既存の VPC 設定に誘導します。

  •  デプロイ方法
  • デプロイガイドの指示に従って、IBM MQ を AWS にデプロイします。デプロイプロセスには約 30 分かかり、次のステップが含まれます。

    1. AWS アカウントをまだお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップしてください。
    2. IBM MQ プログラムライセンスにサインアップして、S3 バケットにライセンスキーファイルを保存します。(プログラムライセンスをお持ちでない場合は、クイックスタートによって自動的に 90 日間のトライアル期間ライセンスにサインアップされます。[コストとライセンス] タブを参照してください)。
    3. クイックスタートを起動します。以下の 2 つのオプションから選択できます。
    4. ウェブコンソールを通じて IBM MQ に接続し、デプロイを確認します。
    5. VPC 内の踏み台ホストインスタンスを通じて IBM MQ サーバーインスタンスに接続します。

    デプロイの実行中に、AWS インフラストラクチャコンポーネント、IBM MQ インスタンスの構成、IBM MQ の管理者認証情報を設定できます。

    Amazon は、本パートナーソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。  

  •  コストとライセンス
  • このクイックスタートリファレンスデプロイの実行中に使用した AWS のサービスのコストは、お客様が負担します。クイックスタートを使用しても追加コストは発生しません。

    このクイックスタートの AWS CloudFormation テンプレートには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスの種類などの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響を与えます。コストの見積もりについては、使用する AWS の各サービスの料金表ページをご覧ください。

    クイックスタートには IBM MQ のライセンスが必要です。本番環境でクイックスタートを使用するには、IBM developerWorks で IBM MQ プログラムライセンスにサインアップします (IBMid が必要です)。S3 バケットにライセンスキーを配置し、クイックスタートを起動する際にその場所を指定する必要があります。

    ライセンスファイルをお持ちでない場合は、クイックスタートによって IBM MQ トライアルライセンスがデプロイされ、本番以外の環境で 90 日間の無料利用が可能になります。この期間が終了すると、キューマネージャーは期限切れになります。追加料金を支払うことでサポートを購入できます。または、フォーラムを使用できます。

    ライセンスファイルがスタック作成時に配置されると、IBM MQ サーバーは自動的に本番用ライセンスを使用します。デプロイ後にトライアルライセンスから本番用ライセンスにアップグレードするには、IBM ナレッジセンターに記載されている指示に従います。

    ライセンス条件に関する詳細については、IBM MQ のソフトウェア使用許諾契約をご覧ください。