Amazon RDS では、お客様の DB インスタンスの自動バックアップはデフォルトで Amazon S3 に作成され、指定した期間安全に保存されます。さらに、スナップショットを作成することも可能です。スナップショットはユーザー起動型のインスタンスバックアップで、明示的に削除するまで保持されます。

必要に応じて、データベーススナップショットから新しいインスタンスを作成できます。データベーススナップショットはフルバックアップとして動作しますが、追加のストレージ使用分に対してのみ課金されます。

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デフォルトで有効になっている Amazon RDS の自動バックアップ機能により、データベースとトランザクションログがバックアップされます。Amazon RDS では DB インスタンスのストレージボリュームのスナップショットを自動的に作成し、個々のデータベースだけではなく、その DB インスタンス全体をバックアップします。 

このバックアップは、バックアップウィンドウと呼ばれるユーザーが設定可能な 30 分間隔の時間に 1 日 1 回行われます。自動バックアップは、お客様が設定した日数の間、保持されます (バックアップ保持期間と呼ばれます)。自動バックアップの保持期間は、最大 35 日間まで設定できます。

この保持期間中の任意の時点に DB インスタンスを復元して、新しい DB インスタンスを作成できます。DB インスタンスを復元するには、AWS コンソールまたはコマンドラインインターフェイスを使用します。

DB インスタンスの復元可能な直近の時間を調べるには、AWS コンソールまたはコマンドラインインターフェイスを使用し、DB インスタンスの [LatestRestorableTime] フィールドに返される値を参照します。DB インスタンスの復元可能な直近の時間は、通常、現在時刻の 5 分以内です。 

データベースのスナップショットは、Amazon S3 に保存されているインスタンスのユーザーが開始したバックアップであり、お客様が明示的に削除するまで保持されます。必要に応じて、データベーススナップショットから新しいインスタンスを作成できます。データベーススナップショットはフルバックアップとして動作しますが、追加のストレージ使用分に対してのみ課金されます。

Amazon RDS を使用すると、DB スナップショットと DB クラスタースナップショットをコピーできます。自動スナップショットも手動スナップショットもコピーできます。スナップショットをコピーすると、そのコピーは手動スナップショットになります。同じ AWS リージョン内、AWS リージョン間、および AWS アカウント間でスナップショットをコピーすることが可能です。

Amazon RDS を使用して、手動 DB スナップショットまたは DB クラスタースナップショットをその他の AWS アカウントと共有することができます。手動 DB スナップショットまたは DB クラスタースナップショットを共有すると、暗号化の有無にかかわらず、権限のある AWS アカウントがスナップショットをコピーできるようになります。

暗号化されていない手動 DB スナップショットを共有すると、権限のある AWS アカウントが DB インスタンスをコピーしてそこから復元するのではなく、スナップショットから DB インスタンスを直接復元できるようになります。この操作は、暗号化されている手動 DB スナップショットではサポートされていません。

手動 DB クラスタースナップショットを共有すると、暗号化の有無にかかわらず、権限を持つ AWS アカウントが DB クラスターをコピーしてそこから復元するのではなく、スナップショットから DB クラスターを直接復元できるようになります。