Amazon S3 の開始方法

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。 Amazon S3 で、いつでも任意の場所から、任意の量のデータを格納および取得できます。

Amazon S3 を最大限に活用するには、簡単な概念をいくつか理解する必要があります。Amazon S3 はバケット内に、オブジェクトとしてデータを保存します。オブジェクトはファイルと、オプションでそのファイルを説明するメタデータとで構成されます。オブジェクトを Amazon S3 に保存するには、保存するファイルをバケットにアップロードします。ファイルをアップロードするときに、オブジェクトとメタデータにアクセス許可を設定できます。

バケットはオブジェクトのコンテナです。1 つ以上のバケットを持つことができます。バケットごとで、アクセスを制御 (バケット内のオブジェクトを作成、削除、一覧表示できるようにする) したり、バケットとそのオブジェクトのアクセスログを表示したり、Amazon S3 がバケットとそのコンテンツを格納する地理的リージョンを選択したりできます。

デモ: Amazon S3 の使用開始 (7:37)
Step 1 - Sign up for an Amazon Web Services account

AWS アカウントを設定してログインする

Amazon S3 を使用するには、AWS アカウントが必要です。まだお持ちでない場合は、Amazon S3 へのサインアップ時に画面の指示に従って作成してください。それを使用しない限り、Amazon S3 に対して課金されることはありません。 

バケットの作成

Amazon S3 のすべてのオブジェクトは、バケットに保存されます。Amazon S3 にデータを保存する前に、S3 バケットを作成する必要があります。

AWS で構築を開始する

バケットを作成したので、バケットにオブジェクトを追加する準備が整いました。オブジェクトは、テキストファイル、写真、ビデオなど、どのような種類のファイルでも可能です。入門ガイドを読んで詳細を参照し、構築を開始します。

ほとんどのお客様は、AWS 開発者用ツールと SDK を使用して、新しいアプリケーション開発を始めます。また、AWS マネジメントコンソールでは、Amazon S3 のリソースにアクセスして管理するためのウェブベースのインターフェイスをご利用いただけます。

AWS SDK の使用

アプリケーションの開発者は、自分たちのユースケースで Amazon S3 を簡単に利用できるようにする、さまざまな AWS SDK の中から選ぶことができます。Amazon S3 用の AWS SDK には、次のプログラミング言語とプラットフォーム用の、ライブラリ、コードサンプル、ドキュメントが含まれています。

AWS トレーニング: Amazon S3 無料オンラインコース

AWS では、Amazon S3 で構築した高い可用性を持つストレージソリューションを設計および管理する方法を学べる、無料のオンラインストレージコースを提供しています。基礎から技術的な詳細へ進んで Amazon S3 の専門知識を深め、ご自分の組織がクラウドへ迅速に移行できるようにします。 

詳細については、次に示すトレーニングの進め方オプションを参照してください。Object Storage Learning Plan は こちらをご覧ください。コースと評価を正常に終了すると、デジタルバッジを獲得できます。

Amazon S3

S3 の開始方法


S3 について、またデータのアップロード方法やセキュリティ要素、主な特徴について説明します。

Amazon S3

S3 におけるデータの管理


S3 管理の概要と、S3 アクティビティのモニタリング方法、ストレージトレンドについて説明します。

Amazon S3

S3 ストレージクラス


このコースでは、ストレージのクラスについて、またユースケースに合わせた正しいストレージクラスの選択方法について説明します。

Amazon S3

S3 によるコスト最適化

このコースでは、Amazon S3 のコスト最適化に使用できるテクニックについて説明します。

Amazon S3

S3 パフォーマンスの最適化


このカリキュラムでは、S3 使用時のパフォーマンス最適化について説明します。 

Amazon S3

S3 でのデータの安全確保と保護


S3 のセキュリティベストプラクティス、またお客様のデータへのアクセスを防止する方法について説明します。

Amazon S3

S3 のアクセスとセキュリティの監査


Amazon S3 のアクティビティとリソースを監査して、セキュリティ体制を改善する方法について説明します。

Amazon S3

S3 によるビジネスの継続性と災害復旧

Amazon S3 を使用、管理、保護、モニタリング、最適化するには。

チュートリアルとステップバイステップガイドの使用開始

Amazon S3

ファイルの保存と取得

Amazon S3 を使用してクラウドにファイルを保存します

Amazon S3

S3 に複数のファイルを一括アップロードする

クラウドにファイルをバックアップするため、お客様自身のスクリプトを簡単に構築する

Amazon S3、Route 53、CloudFront

静的ウェブサイトをホストする

AWS でシンプルなパーソナルウェブサイトまたはマーケティングウェブサイトをホストする

Amazon S3

バックアップを S3 に置き換える

S3 Glacier Deep Archive でオンプレミスのテープバックアップを排除する

Amazon S3 Intelligent-Tiering

Amazon S3 Intelligent-Tiering の使用を開始する

Amazon S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスでデータの保存を開始すると、ストレージコストの自動的な削減を体験可能

Amazon S3 Glacier ストレージクラス

Amazon S3 Glacier ストレージクラスの使用を開始する

Amazon S3 Glacier Instant Retrieval、Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval、および Amazon S3 Glacier Deep Archive へのアーカイブデータセットの保存を開始する

Amazon S3

Amazon S3 上のデータを保護する


S3 Versioning、S3 Object Lock、S3 Replication を使用して、Amazon S3 上のデータを不慮の削除やアプリケーションのバグから保護する

Amazon S3

Amazon S3 でデータを複製する


Amazon S3 Replication を使用して、AWS リージョン内およびリージョン間でデータを複製する

Amazon S3

追加のチェックサムを使用して Amazon S3 のデータの完全性を確認する

Amazon S3 が、データの整合性チェックを高速化する複数のチェックサムオプションを提供するようになりました。S3 でサポートされる追加のアルゴリズムは、SHA-1、SHA-256、CRC32、および CRC32-C です。データ転送中、またはアップロードやダウンロード中にファイルが変更されていないことを確認してください。

Amazon S3 Storage Lens

Amazon S3 Storage Lens の使用開始


Amazon S3 ストレージレンズを使用して、オブジェクトストレージの使用状況とアクティビティの傾向を組織全体で可視化し、費用対効果の向上とデータ保護のベストプラクティスを適用するための実用的な推奨事項を得る

Amazon S3 Object Lambda

Amazon S3 Object Lambda の使用開始

Amazon S3 Object Lambda を使用すると、S3 GET、HEAD および LIST リクエストに独自のコードを追加して、データがアプリケーションに返されるときにそのデータを変更できます。カスタムコードを使用して、S3 GET リクエストによって返されるデータを変更し、データフォーマットの変換、画像の動的なサイズ変更、機密データの編集などを行うことができるようになりました。

Amazon S3

Amazon S3 マルチリージョンアクセスポイントの使用を開始する

Amazon S3 マルチリージョンアクセスポイントとフェイルオーバーコントロールの使用を開始する

Amazon S3

Amazon S3 バッチレプリケーションを使用して Amazon S3 バケット内の既存のオブジェクトをレプリケートする

Amazon S3 バッチレプリケーションを使用して、同じ AWS リージョン内または異なる AWS リージョン間で S3 バケットにすでに存在するオブジェクトをレプリケートする

Amazon S3、Amazon CloudFront

Amazon S3 の Amazon CloudFront コンテンツディストリビューションの設定

Amazon CloudFront は Amazon S3 とシームレスに連携して、ウェブコンテンツの配信を高速化し、オリジンサーバーの負荷を軽減します。CloudFront と S3 で動的コンテンツの読み込み速度を加速します。

Amazon S3 へのデータの移動

AWS ではデータ転送サービスのポートフォリオをご用意して、あらゆるデータ移行プロジェクトに最適なソリューションを提供しています。データの移行にとって、接続性レベルは重要な要因となります。AWS は、お客様が抱える、ハイブリッドクラウドストレージや、オフラインおよびオンラインでのデータ転送のニーズに対応するための機能をご提供します。

ハイブリッドクラウドストレージ

AWS Storage Gateway は、お客様によるオンプレミスアプリケーションの AWS ストレージへのシームレスな接続と拡張を可能にする、ハイブリッドクラウドストレージサービスです。 Storage Gateway を使用して、バックアップをクラウドに移動すること、クラウドストレージにバックアップされたオンプレミスのファイル共有を使用すること、およびオンプレミスアプリケーションに AWS のデータへの低レイテンシーアクセスを提供することができます。 AWS Direct Connect を使用すれば、AWS とデータセンター、オフィス、またはコロケーション環境などの間でプライベート接続を確立することができます。これは、ネットワークコストを削減し、スループットを向上させます。また、パブリックなインターネット接続に比べると、より均質なネットワーク接続が利用できるようになります。

オフラインデータ転送

AWS Snow ファミリーには、AWS SnowconeAWS SnowballAWS Snowmobile が含まれます。AWS Snowcone と AWS Snowball は、小型で耐久性があり安全なポータブルストレージおよびエッジコンピューティングデバイスです。データの収集、処理、移行に使用します。これらのデバイスは、ネットワーク容量に制限があったり、本来接続できないようなエッジロケーション専用に作られています。これにより、過酷な環境下でもストレージとコンピューティング機能を利用できるようになります。AWS Snowmobile は、エクサバイト規模のデータ転送サービスです。ビデオライブラリや画像リポジトリ、またはデータセンター全体まで、膨大な量のデータをクラウドに移動できます。

オンラインデータ転送

AWS DataSync により、数百テラバイトにおよぶ数百万のファイルを Amazon S3 に簡単かつ効率的に転送が可能で、オープンソースツールと比較して最大 10 倍高速です。DataSync は、スクリプトコピージョブ、転送のスケジューリングやモニタリング、データ検証、ネットワーク利用量の最適化などを含む手動作業の多くを、省略あるいは自動で処理します。Snowcone を使用すると、エッジロケーションから AWS DataSync でデータのオンライン転送を行うことも可能です。

AWS Transfer Family は、SFTP、FTPS、および FTP を使用して、Amazon S3 にシンプルでシームレスなフルマネージド型のファイル転送を提供します。

Amazon S3 Transfer Acceleration で、クライアントと Amazon S3 バケットの間での長距離ファイル転送を高速化できます。Amazon KinesisAWS IoT Core は、IoT デバイスからのストリーミングデータをシンプルかつセキュアに取得し、Amazon S3 に読み込みます。

AWS クラウドのデータ移行サービスの詳細 »

動画

Amazon S3 のご紹介(4:32)
S3 の開始方法 (49:35)
Amazon S3 ストレージクラス (37:48)

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AWS パートナーネットワークの利用

Amazon S3 はサードパーティーのコネクタとも統合されており、AWS クラウドとのデータのやり取りが可能です。 AWS パートナーネットワーク (APN) コンピテンシープログラムは、AWS のお客様に質の高いテクノロジープロバイダーおよびコンサルティングプロバイダーをご紹介するためのプログラムです。これらのプロバイダーは、専門的なソリューション分野での熟練した技術や高い実績を持っています。APN コンピテンシーを取得したパートナーは、AWS クラウドに統合したさまざまなサービス、ソフトウェア、ソリューションを提供します。

AWS ストレージコンピテンシーパートナーは、お客様が AWS クラウドにデータを効率的に保存する手法や技術を評価および使用する支援を行います。

AWS ストレージコンピテンシーパートナー » の詳細

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