Airport Nuremberg は、年間約 400 万人の旅客数を誇る、ドイツで最もよく利用されている中規模空港の 1 つです。1955 年に開港し、現在ではドイツ国内のみでなく欧州各地と結ばれている国際空港になっています。2010 年には、ドイツで最も人気の高い空港として Business Traveler 賞を受賞しました。

Airport Nuremberg はサービス重視の会社であり、インターネットベースのサービスが空港の戦略の中心となっています。空港のウェブサイトでは、フライト情報、空港サービス、国内路線のほか、オンライン駐車予約といった e コマースサービスも利用できます。

同空港では、当初、ウェブサイトの運用のためにサードパーティのプロバイダーを利用していました。当初、このアプローチにより運用費用を抑えることができましたが、悪天候や航空会社のストライキといった予期しないイベントによって需要が増すと、ウェブサイトで問題が発生しました。追加のサーバーキャパシティーを購入するだけの余裕がなかったため、代替策を探し始めました。

Airport Nuremberg が必要としたのは、ウェブサイトの需要の変動に対応する柔軟性が高くスケーラブルな環境と、インターネットベースのサービスを開発し続けることができる環境でした。また、ドイツのデータコンプライアンス要件に準拠することも不可欠でした。「当社のウェブサイトにはお客様の個人データが含まれるため、ドイツのデータ保護法が適用されます」と、ビジネス開発および新メディア管理担当の Christian Kaeser 氏は説明します。

Airport Nuremberg は、新しいソリューションを開発するために、AWS パートナーネットワーク (APN) のメンバーで、ベルリンに拠点を置く Infopark AG を選択しました。Infopark では、空港のウェブサイトと e コマースアプリケーションをサポートするため、アマゾン ウェブ サービス (AWS) を使用して、革新的なプラットフォームを作成しました。AWS を使用すればデータはお客様が保存した場所に残るため、Infopark では、ドイツの現地のデータ保護要件とコンプライアンス要件に準拠する環境を作成できました。Airport Nuremberg のソリューションには、Amazon Elastic Cloud Compute (Amazon EC2)、Elastic Load BalancingAmazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon CloudFront が含まれます。

Infopark では、AWS の伸縮性と拡張性を活用して、ウェブサイトの需要の変動を処理し、空港のセキュリティ要件やプライバシー要件を満たし、ソフトウェア開発のための環境を提供できるソリューションの開発に成功しました。Kaeser 氏は、「AWS の包括的なソリューションと Infopark の組み合わせは、当社の要件に特に合っていました。柔軟性が高くスケーラブルなインフラストラクチャを利用できるようになり、ウェブ運用コストを以前と比較して 60~70% 削減できると見積もっています」と言います。

ウェブアプリケーション運用のニーズに AWS がどのように役立つかについては、AWS でのウェブ、モバイル、ソーシャルアプリのページ ( http://aws.amazon.com/web-mobile-social/) をご覧ください。

Infopark による AWS クラウド運用のサポートの詳細については、AWS パートナーディレクトリで Infopark の情報をご覧ください。