アイビーテックコミュニティ大学は、米国最大のコミュニティカレッジです。同大学の講座に登録する生徒は年間約 17 万人に上り、生徒が受講しているかどうかにかかわらず、登録データを 2 年間保管しているため、学生データベースのレコード数は約 170 万件になります。州全体で 560 か所、23 のキャンパスで教鞭を執っている教師の数は 9,000 名近くになります。また、IT インフラストラクチャも非常に大規模で、アプリケーションの数は 1,200 個、所有する PC は 2 万 4,000 台、ワイヤレスアクセスポイントの数は 2,000 か所、メール件数は 1 日に平均 2,300 万件、インターネットからダウンロードされる情報量は 1 日に約 10 TB になります。

アイビーテックコミュニティ大学ではペタバイト規模のデータウェアハウスと分析を AWS で運用する (2:53)

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  • オペレーショナルデータストア (ODS) を含む既存のシステムをスケールして、何万件もの学生レコードの管理や分析に使用するアプリケーションをサポートする必要があった。
  • 1 回のクエリに 40 分、定期的なレポートの処理に最大 8 時間かかっていた。
  • 各学期の早い段階で生徒の成績を積極的に管理して落第しそうな生徒を迅速に見極め、カウンセリングを行えるようにするなど、データを保存し分析するための新しい方法が必要だった。
  • 複数の大手ベンダーを利用していたことから、データウェアハウスとストレージソリューションに数百万~数千万ドルのコストがかかる可能性があった。
  • Amazon Redshift のデータウェアハウスサービスを使用して予測分析を実行し、Wolfram Mathematica と AWS テクノロジーパートナーである Pentaho のソフトウェアを使ってレポートを作成する。

スピード

  • これまでは 40 分以上かかっていたクエリの実行時間が 3 秒程度に短縮された。
  • データから 数秒で詳細な情報を入手し、これまでは判断に数日かかっていた奨学金詐欺などの問題を検出できるようになった。
  • 70% を超える精度の機械学習を使用して、落第の可能性がある生徒を予測し、より早期にアドバイスを提供できるようになった。

低コスト

  • 長期保存向けの Amazon Glacier ストレージのコストは 1 GB あたり 1 セントで、他のエンタープライズ向けデータウェアハウスソリューションよりはるかに安価である。従来の ODS システムと比べて、ライセンスコストや毎月の運用コストが約 60% になった。
  • 従量課金制は、コミュニティカレッジの限られた予算に適している。
スケーラビリティ
  • ペタバイト規模のデータのニーズを満たしつつ、不要な IT 費用も削減できる。

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アイビーテックコミュニティ大学のアーキテクチャ図

データウェアハウスと BI のニーズに AWS がどのように役立つかについては、Amazon Redshift の詳細ページをご覧ください。