PetaBencana 導入事例

2016 年

PetaBencana は、ウーロンゴン大学の Global Challenges Program と Twitter のデータ提供サービスの支援で始まった応用研究プロジェクトです。このプロジェクトでは、インドネシアのジャカルタにおけるモバイルマッピングと現地の洪水情報を統合しています。洪水の影響は世界中で増大していますが、このプラットフォームを使用すると、ジャカルタの 2,800 万人の市民がリアルタイムで洪水情報を共有できます。位置情報を利用したモバイルデバイスでコミュニティのメンバーが情報を収集および配信し、研究者がその情報を既存の手動による水位計と水位計測デバイスで補足することで、コストを抑えながらジャカルタの水路ネットワークのモニタリングを強化できます。

Shot of two young women using a laptop together in a college library
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市民や政府のエンドユーザーが求める柔軟性と信頼性を備えたサービスを提供するために、アマゾン ウェブ サービスを選択しました」

Matthew Berryman 氏
ウーロンゴン大学、IT アーキテクト、SMART インフラストラクチャファシリティ

課題

  • 時間や場所を問わず、正確性とスピードが求められる洪水情報に迅速にアクセスできるようにする必要がある。
  • 緊急事態におけるピーク時の需要に対応するためにスケールできるようにする必要がある。
  • 緊急対応に関わる組織のメンバーが、プラットフォームにデータを安全に入力できるようにする必要がある。

アマゾン ウェブ サービスが選ばれた理由

利点

  • 拡張性と信頼性: AWS で自動化されたフェイルオーバー機能と拡張性により、洪水が発生してトラフィックがピークになる時期にもサービスを継続できる。2015 年から2016 年のモンスーンの時期には、2 万 3,000 人が PetaBencana のサイトを利用した。ソーシャルメディアでは 3,500 件の洪水情報の報告があり、Twitter のインプレッション数は 160 万回を超えた。
  • コスト管理: PetaBencana のプラットフォームでは、災害発生時でも大量のトラフィックを処理できるようにスケールできる。高額なサーバーをピーク時のためだけに購入する必要はない。
  • セキュリティ: ユーザーはデバイスを AWS のサービスに安全に接続して、データを処理できる。また、デバイスがオフラインの場合も、アプリケーションを操作できる。

今後の展望

  • PetaBencana チームは現在マサチューセッツ工科大学に拠点を置き、PetaBencana.id のリリースに向けて準備を進めている。このプロジェクトでは、対象の都市、利用できるソーシャルメディアの種類、データソースを増やし、新しいアーキテクチャを活用する。
  • 新しいアーキテクチャでは、Amazon CloudFront と Amazon API Gateway を使用して、サイトの拡張性と耐障害性を強化する。将来的には、API コールを AWS Lambda で処理する。
  • ウーロンゴン大学では IoT 水位センサーの開発を続け、太陽光発電と電源管理技術を活用して、ジャカルタやその他の都市で長期的かつ大規模なデプロイに対応できるようにセンサーを改良する。
PetaBencana.id が AWS IoT を利用してリアルタイムに洪水情報を共有

PetaBencana について

PetaBencana は、ウーロンゴン大学の Global Challenges Program と Twitter のデータ提供サービスの支援で始まった応用研究プロジェクトです。


使用されている AWS のサービス

AWS Elastic Beanstalk

AWS Elastic Beanstalk は、Java、.NET、PHP、Node.js、Python、Ruby、Go、Docker で開発されたウェブアプリケーションとウェブサービスをデプロイおよびスケーリングするための、使いやすいサービスです。

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Amazon RDS

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) を使用すると、クラウド上のリレーショナルデータベースのセットアップ、オペレーション、スケールが簡単になります。

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Amazon EC2

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、安全でサイズ変更可能なコンピューティング性能をクラウド内で提供するウェブサービスです。

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AWS IoT

AWS IoT では、エッジからクラウドまでの広範で層の厚い機能が用意されており、幅広いデバイスにわたりほぼすべてのユースケースで IoT ソリューションを構築できます。

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開始方法

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