よくある質問

AWS パートナーソリューションに関する質問の回答

パートナーソリューションに関してこのページに記載されていない質問がある場合は、お問い合わせください。

  • AWS パートナーソリューションは、AWS クラウドでの主要なワークロード向けに自動化されているリファレンスデプロイです。各パートナーソリューションでは、セキュリティと可用性に関する AWS ベストプラクティスに沿って、AWS で特定のワークロードをデプロイするために必要な AWS のコンピューティング、ネットワーク、ストレージ、その他のサービスが起動、設定、実行されます。

    パートナーソリューションは、手作業の何百もの手順をほんの数ステップに凝縮するアクセラレータです。カスタマイズが可能で、本稼働向けに設計されています。

    パートナーソリューションには次のものがあります。

    • デプロイ用のリファレンスアーキテクチャ
    • デプロイを自動化して設定する AWS CloudFormation テンプレート (JSON または YAML でのスクリプト)
    • アーキテクチャと実装の詳細とデプロイのカスタマイズ手順を説明するデプロイガイド

    パートナーソリューションには、APN パートナーによる主なサービスやソリューションを利用した Amazon Connect によるクラウドベースのコンタクトセンター機能を拡張した統合も含まれています。これは、カスタマーリレーションシップマネジメント (CRM)、労働力最適化 (WFO)、分析、ユニファイドコミュニケーション (UC) やその他のユースケースに活用できます。

    パートナーソリューションの完全なリストは、パートナーソリューションカタログを参照してください。また、定期的に新しいパートナーソリューションが公開されますので、更新情報を頻繁にご確認ください。

  • パートナーソリューションを使用すると、クラウドの主要なテクノロジーのデプロイから何百個もの手動のインストールと設定のステップを省けるため、時間を節約することができます。クイックスタートには AWS のベストプラクティスが実装されているため、セキュリティと可用性のニーズを考慮した設計になっています。

    以下に、パートナーソリューションの活用方法をいくつか紹介します。

    • 最小限の労力と時間で AWS にテクノロジーをデプロイ。
    • パートナーソリューションのパターンやプラクティスをベースラインとして使用して、独自のソリューションを開発します。
    • お客様のソリューションを迅速化。パートナーソリューションはモジュール式で、カスタマイズが可能です。デフォルトのオートメーションを使用するか、既存のパートナーソリューションの上に重ねることでデプロイを迅速化できます。一から構築することを選択することも、既存の仮想プライベートクラウド (VPC) にワークロードをデプロイすることもできます。
  • AWS Marketplace では、AWS アカウントにソフトウェアをデプロイするための Amazon マシンイメージ (AMI) を提供しています。以下に、2 つのプログラムの違いをいくつか示します。

    AWS パートナーソリューション AWS Marketplace の AMI
    シングルベンダーまたはマルチベンダーによるアクセラレーター シングルベンダーによるソリューション
    シンプルなデプロイや複雑なデプロイ 手間のかからない自己完結型のデプロイ
    モジュール式でカスタマイズ可能 カスタマイズ不可
    BYOL、または AWS Marketplace* や一般に公開されているアセットを活用 購入者の AWS アカウントに請求

    * AWS パートナーソリューションでは、Marketplace AMI が利用可能な場合はいつでもそれを使用します。例えば、Trend Micro Deep Security のパートナーソリューションでは、Trend Micro Deep Security AMI を使用します。

  • AWS パートナーソリューションは、一般的なテクノロジーを使った、自動化されカスタマイズ可能なリファレンスデプロイです。パートナーソリューションは、AWS ソリューションアーキテクトと AWS パートナーが作成したもので、AWS のベストプラクティスを使用して AWS クラウドにデプロイされます。

    AWS ソリューションコンサルティングのサービスは、一般的なビジネスおよび技術面の問題に対する検証済みのソリューションで、AWS コンピテンシーパートナーの支援を受けながらデプロイされます。AWS ソリューションコンサルティングのサービスの一部には、AWS クラウドへデプロイするアクセラレーターとして AWS パートナーソリューションが含まれています。

  • お客様は、パートナーソリューションリファレンスデプロイの実行中に使用する AWS のサービスに関連するすべての費用とライセンス料金をお支払いただく必要があります。ただし、パートナーソリューションを使用しても追加コストは発生しません。

    料金情報については、パートナーソリューションが使用する特定の AWS サービスの料金ページを参照してください。 パートナーソリューションのデプロイ後、AWS Cost and Usage Report をセットアップし、コストを追跡してください。

  • ほとんどの AWS パートナーソリューションリファレンスデプロイでは、1 時間以内で完全に機能するアーキテクチャを構築できます。デプロイの範囲によっては、若干時間がかかることがあります。特定のパートナーソリューションのデプロイ時間についての情報は、パートナーソリューションカタログ中のデプロイガイドを参照してください。

    注: 予想デプロイ時間には、技術的な前提条件の設定と構成は含まれていないことに注意してください。
  • AWS パートナーソリューションでは、DevOps、コンプライアンス、Amazon Connect の統合の自動化されたデプロイを提供します。例:

    パートナーソリューションカタログには、Microsoft、SAP、Oracle のテクノロジーに加えて、セキュリティ、ブロックチェーン、機械学習、データレイク、およびビッグデータと解析テクノロジーのパートナーソリューションも含まれています。以下にいくつかの例を示します。

  • ライセンス要件はパートナーソリューションに応じて異なりますが、可能な限り、パートナーソリューションには最も柔軟性がありコストを節約できるライセンスオプションが用意されています。ほとんどのパートナーソリューションでは、Bring-Your-Own-License (BYOL) モデルを採用しています。つまり、SAP HANA、Microsoft のソフトウェアなどの既存のライセンスを使用できるということです。このモデルを使用すると、追加のソフトウェアライセンス料を支払うことなく、AWS クラウドに既存のワークロードを移動することができます。一部のパートナーソリューションでは、本稼働の準備ができたときにフルライセンスにアップグレードできるトライアルライセンスを使用しています。

    特定のパートナーソリューションに関するライセンス情報については、デプロイのガイドを参照してください。Microsoft テクノロジーの既存のライセンスを使用する方法の詳細については、Microsoft ライセンスモビリティプログラムを参照してください。

  • 各デプロイについてはパートナーソリューションに付属のガイドで詳しく説明されています。デプロイガイドでは、アーキテクチャ、実装の詳細、ベストプラクティス、カスタマイズ、拡張機能について詳しく説明されています。

    パートナーソリューションのテンプレートは、パートナーソリューション組織内の個別の GitHub リポジトリで管理されます。技術的な質問または提案がある場合は、該当するパートナーソリューションリポジトリの [Issues] (問題) セクションにフィードバックを投稿してください。

  • はい。パートナーソリューションの設定は、お客様の要件に合わせて変更することができます。詳細については、デプロイガイドの手順に従ってください。

    パートナーソリューションのテンプレートをそれぞれの GitHub リポジトリからダウンロードして、直接カスタマイズします。カスタマイズを他のユーザーも利用できるようコードを共有してください。詳細については、「パートナーソリューションコントリビューターのガイド」を参照してください。

  • パートナーソリューションを構築するために、私たちはお客様と協力してその公開を目指します。ご提案内容を添えて、こちらまでお問い合わせください。詳細については、以下のリソースを参照してください。

  • ご意見やご提案をぜひお寄せください。 こちらまでお問い合わせいただくか、GitHub からフィードバックや質問を投稿してください。

  • いいえ。パートナーソリューションは最新バージョン (メインブランチの HEAD) のみをサポートします。パートナーソリューションを常にテストし、パッチを適用します。継続的なリリースサイクルのため、最新のメインブランチに対してのみバグレポートが許可されます。Amazon S3 バケットはメインブランチと同期しており、パートナーソリューションを起動する顧客が常に最新バージョンを使用できるようにします。

  • パートナーソリューションは、モジュール式でポータブルになるように設計されています。顧客が所有するバケットで GitHub リポジトリのコンテンツをステージングし、QSS3BucketName および QSS3KeyPrefix パラメータを更新することにより、コンテンツを特定のバージョンまたはコミットレベルにフリーズできます。関連するリポジトリをフォークし、独自のリリースサイクルで upstream:main から更新を取得します。

    注: スタックアップデートを予定している場合は、ネストされたスタック内の結合を実現するためにパートナーソリューションをステージングする必要があります。