Amazon WorkDocs SDK では、管理者およびユーザーレベルのフルアクセス権を Amazon WorkDocs サイトのリソースに提供することにより、ファイルのコラボレーション機能、管理機能をソリューションやアプリケーションに組み込む際の複雑さを解消します。 

Amazon WorkDocs では、新しいアプリケーションの構築や、既存のソリューションおよびアプリケーションとの統合機能の作成が可能です。Amazon WorkDocs SDK は AWS SDK の一部であるため、AWS のセキュリティ、モニタリング、ビジネスロジック、ストレージ、アプリケーション開発向けの機能を簡単に活用できます。

AWS Identity and Access Management (IAM) を使用することで、WorkDocs API の管理アクションを認証することができ、OAuth 2.0 を使用してユーザー API アクションを承認できます。ソフトウェアベンダーは、AWS Marketplace 内で WorkDocs 統合アプリケーションを販売できます。サイト管理者は、WorkDocs 管理コンソールから直接このようなアプリケーションを管理することや、AWS CloudTrail を使用して API コールをログに記録することが可能です。

Amazon WorkDocs で構築できるもの

Amazon WorkDocs SDK には、ユーザー管理、権限管理、共有、コメント管理、メタデータ、ラベル設定、アクティビティ追跡のための管理者およびユーザーレベルのアクションを提供する API が含まれています。ユースケースの詳細については、以下を参照してください。

監査、アンチウイルス、データ損失防止のためのアプリケーションと Amazon WorkDocs の統合

監査、アンチウイルススキャン、データ損失防止 (DLP) のアプリケーションを使用して、Amazon WorkDocs コンテンツを定期的に、または新しいコンテンツが追加されたときにスキャンして、セキュリティの脅威やデータ漏洩を検知できます。これらが検知されると、アプリケーションではファイルの削除や隔離などの緩和アクションが実施され、適切な権限ポリシーが適用されます。

既存のコンテンツ管理システムへのコラボレーション機能の組み込み

Amazon WorkDocs を使用して、アクセス、権限、共有、フィードバックの機能を既存のコンテンツ管理システム (CMS) に組み込みます。

Amazon WorkDocs を使用したプロセス管理アプリケーションの構築

Amazon WorkDocs をプログラムで使用して、ユーザーコンテンツ、フィードバック、メタデータ、ラベル、権限、アクティビティの追跡、通知をプロセス管理アプリケーションで利用できます。

Amazon WorkDocs へのコンテンツの移行

ユーザーアカウントの自動プロビジョニング、フォルダ構造のレプリケーション、ファイルのアップロード、属性およびコメントの管理、アクセス権限の設定を行うことにより、ユーザーとコンテンツをオンプレミスやクラウドのコンテンツリポジトリから WorkDocs に移行できます。

ユーザーおよびコンテンツライフサイクルの管理

ユーザーグループを有効化および無効化できます。また、無効化されたユーザーコンテンツを既存のユーザーに移行して、企業の拡大に伴ってコンテンツの損失が発生しないようにします。

開始方法

Amazon WorkDocs SDK は、Java、Python、Go、JavaScript、.NET、PHP、および Ruby で使用を開始できます。WorkDocs SDK は、SigV4 認証による API リクエストの自動署名、OAuth 2.0 認可、役割と権限の管理についての AWS IAM 統合、Amazon SNS によるリアルタイムの通知、API コールのログ記録のための AWS CloudTrail との統合といった機能もサポートしています。 

Amazon WorkDocs の特徴の詳細

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