AWS DMS エンドポイントの接続属性を追加または変更するにはどうすればよいですか?
最終更新日: 2021 年 2 月 16 日
簡単な説明
接続属性を追加することで、AWS DMS のエンドポイントに固有の追加設定を定義できます。たとえば、追加の接続属性をエンドポイントのタイムアウト設定、またはタイムゾーン設定の制御などに使用できます。AWS DMS エンドポイントでの接続属性の追加または変更は、AWS DMS コンソール、もしくは AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) で行うことができます。
解決方法
注意: AWS CLI コマンドの実行時にエラーが発生する場合は、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。
AWS DMS コンソールを使用して追加の接続属性を含む新しいエンドポイントを作成する
1. AWS DMS コンソールを開き、エンドポイントを作成する AWS リージョンを選択します。
2. ナビゲーションペインから [Endpoints] (エンドポイント) を選択します。
3. [Create endpoint] をクリックします。
4. [Endpoint type] (エンドポイントタイプ) をクリックし、[Endpoint configuration] (エンドポイント設定) に詳細を入力します。
5. [Endpoint-specific settings (エンドポイント特有の設定)] セクションを展開します。
6. [Extra connection attributes] (追加の接続属性) フィールドに、追加する接続属性の名前を入力します。
注意: 複数の接続属性を追加する場合は、encryptionMode=SSE_KMS;maxFileSize=512 のように、各属性の名前と値をスペースを入れずセミコロンで区切って入力します。
7. オプションで、[KMS Key] (KMS キー) を選択します。
8. [Test endpoint connection] (エンドポイント接続をテスト) セクションを展開します。
9. ご使用の VPC と レプリケーションインスタンスを選択します。
9. [Run test] をクリックします。
10. テストが成功したら、[Create endpoint] (エンドポイントを作成) をクリックします。
AWS DMS コンソールを使用して既存のエンドポイントに接続属性を追加する
1. AWS DMS コンソールを開き、エンドポイントがある AWS リージョンを選択します。
2. ナビゲーションペインで [Endpoints] をクリックし、変更するエンドポイントを選択します。
3. [Actions]、[Modify] の順にクリックします。
4. [Endpoint-specific settings] セクションを展開し、追加する接続属性を入力します。
5. [Save] を選択します。
6. [Endpoints] ペインで、エンドポイントを再度選択します。
7. [Actions]、[Test connection] の順にクリックします。
8. レプリケーションインスタンスを選択し、[Run test] (テストを実行) をクリックします。
AWS CLI を使用して、接続属性を追加しながら、新しいエンドポイントを作成する
1. AWS CLI をインストールして設定します。エンドポイントを作成する AWS リージョンを設定します。
2. 次のような create-endpoint コマンドを実行します。
aws dms create-endpoint
--endpoint-identifier <value>
--endpoint-type <value>
--engine-name <value>
--username <value>
--password <value>
--server-name <value>
--port <value>
--extra-connection-attributes
encryptionMode=SSE_KMS;maxFileSize=512
3. レプリケーションインスタンスと新しいエンドポイントの間の接続をテストします。
aws dms test-connection
--replication-instance-arn <value>
--endpoint-arn <value>
AWS CLI を使用して既存のエンドポイントに接続属性を追加する<br>
1. AWS CLI をインストールして設定します。エンドポイントがある AWS リージョンを設定します。
2. 次のような modify-endpoint コマンドを実行します。
aws dms modify-endpoint
--endpoint-arn <value>
--extra-connection-attributes encryptionMode=SSE_KMS;maxFileSize=512
3. 変更されたエンドポイントとレプリケーションインスタンスの間の接続をテストします。
aws dms test-connection
--replication-instance-arn <value>
--endpoint-arn <value>