Amazon RDS DB インスタンスのマスターユーザーパスワードをリセットするにはどうすればよいですか?
最終更新日: 2022 年 9 月 30 日
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) DB インスタンスのマスターユーザーパスワードをリセットしたいです。これを行うにはどうすればよいですか?
簡単な説明
RDS コンソールを使用して、DB インスタンスのマスターユーザーのパスワードを変更できます。
Amazon Aurora などのクラスター化されたシステムの場合は、Writer または Reader ロールでクラスター内の RDS DB インスタンスのパスワードをリセットします。次に、[すぐに適用] を選択します。パスワード変更は非同期であり、速やかに適用されます。つまり、RDS DB インスタンスは再起動を必要としません。
注:既存の接続は切断されません。ただし、再接続するには、更新したパスワードを入力する必要があります。
解決方法
DB インスタンスのマスターユーザーパスワードを変更するには、次の手順を実行します。
- Amazon RDS コンソールを開きます。
- [データベース] を選択します。
- RDS DB インスタンスを選択し、[変更] を選択します。
注意: Aurora を使用する場合は、クラスターを展開し、変更するインスタンスを選択します。次に、[変更] を選択します。 - 使用するマスターユーザーのパスワードを [新しいマスターパスワード] フィールドに入力します。
注意: パスワード変更は非同期であり、速やかに適用されます。この変更では、[すぐに適用] の設定は無視されます。 - [Continue] (続行) を選択し、次に [Modify DB Instance] (DB インスタンスを変更) を選択します。
注: 場合によっては、RDS マスターユーザーが権限を失うことがあります。その場合は、DB インスタンスのマスターユーザーパスワードをリセットしてアクセスを回復し、誤って取り消された可能性のある権限を復元してください。パスワードは、以前に使用したものと同じでも、新しいパスワードでもかまいません。
AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用してマスターユーザーのパスワードを変更するには、modify-db-instance コマンドを使用します。AWS CLI を使用して Aurora クラスターのマスターユーザーパスワードを変更するには、modify-db-cluster コマンドを使用します。
Amazon RDS API ModifyDBInstance を使用して RDS DB インスタンスを変更することもできます。
注: AWS Command Line Interface (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。
RDS ダッシュボードで RDS DB インスタンスの [ステータス] フィールドが [マスター認証情報をリセット中] に変わります。変更が完了すると、[ステータス] 列が [使用可能] に変わります。