Amazon EC2 Windows インスタンスへのリモートデスクトップ接続で発生する問題のトラブルシューティング方法を教えてください。
最終更新日: 2021 年 6 月 25 日
リモートデスクトッププロトコル (RDP) を使用して Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) Windows インスタンスに接続できません。どうすれば修正できますか?
解決方法
「An internal error occurred」というエラーメッセージのトラブルシューティングを行う
「An internal error occurred」というRDP エラーメッセージが表示された場合は、Microsoft ウェブサイトの「手順1: RDP ポートを確認する」を参照してください。
インスタンスのスクリーンショットを使用したトラブルシューティング
インスタンスのスクリーンショットを表示して、インスタンスのステータスを確認できます。インスタンス OS が正常に起動していてもインスタンスのステータスチェックが失敗したことがスクリーンショットに示されている場合、次のステップを実行します。
- セカンダリネットワークインターフェイスを作成します。
- インスタンスにセカンダリネットワークインターフェイスをアタッチします。
- RDP を介したインスタンスへの接続を再度テストします。
正しい IP アドレスを使用していることを確認します
インスタンスがAWS NAT ゲートウェイを使用するサブネット内にある場合は、インスタンスのプライベート IP アドレスに接続していることを確認します。パブリック IP アドレスが AWS NAT ゲートウェイの背後にある場合、インスタンスは到達できません。
ポート 3389 がブロックされていないことを確認する
ポート 3389 が AWS セキュリティグループ、ネットワーク ACL、OS ファイアウォール、またはウイルス対策ソフトウェアによってブロックされていないことを確認します。
正しいファイアウォールとネットワーク構成を使用していることを確認する
1. ローカルデバイスから PowerShell ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。
Test-NetConnection -ComputerName yourdomain.exampleco.com -Port 3389
2. このコマンドの出力で、TcpTestSucceeded が True であることを確認します。これは、EC2 インスタンスがネットワーク経由で応答していること、および必要な RDP ポートに到達できることを示します。詳細については、Microsoft のウェブサイトの「Test-NetConnection」を参照してください。
追加のトラブルシューティング
上記の手順で問題が解決しない場合は、AWSSupport-TroubleshootRDP 自動化ドキュメントと AWS Systems Manager を使用して、RDP 関連の接続の一般的な問題のトラブルシューティングと修正を行ってください。自動化ドキュメントは、インスタンスに SSM エージェントをインストールしなくても実行できます。また、自動化ドキュメントを実行するために AWS Systems Manager でインスタンスを管理する必要はありません。
手動のトラブルシューティング手順については、「リモートデスクトップからリモートコンピュータに接続できません」をご参照ください。