投稿日: Mar 27, 2017
NICE が EnginFrame 2017 の一般提供を開始しました。オンプレミスやクラウドで科学技術アプリケーションにアクセスするウェブフロントエンドはパワフルで使いやすい仕様になっています。
アマゾン ウェブ サービス (AWS) が NICE を買収してから、クラウドで HPC エクスペリエンスを使用する場合に、プレミスと同様にシンプルかつその伸縮性や柔軟性を活用する方法について多数のお客様から質問が寄せられていました。オンプレミスデプロイメント向けの新機能や機能の改善を提供しながら、Citrix®、XenDesktop®、HTML5 の新しいファイル転送用ウィジェット、EnginFrame 2017 を対象にした新しいサポートを提供するなど、API や豊富なサービス提供を深く理解せずに HPC のデプロイや AWS で容易に使用できるようにしました。
EnginFrame 2017 の新機能
- AWS クラウドでのデプロイメントを簡単に行う手順: 次のようなシンプルなウェブインターフェイスで完全に機能する HPC クラスターを作成
- Amazon Linux サポート
- Virtual Private Cloud で HPC システムすべてのコンポーネントをホスト
- EnginFrame への暗号化アクセスに使用する Application Load Balancer
- スプーラーとアプリケーションの Elastic File System
- ユーザー認証のディレクトリサービス
- 伸縮自在な HPC インフラストラクチャデプロイメントの CfnCluster 統合
- AWS での評価におけるよりシンプルな EnginFrame ライセンスとプロセス
- これまでのアプレットベースの実装に代わり、サーバー側のファイルキャッシュをサポートする HTML5 ファイルアップロードのウィジェット
- サービスを使用しているファイルで新しいアクションを作成するための Service Editor 機能管理者は特定のファイルパターンに関連しているサービスを発行できます。ユーザーはスプーラーやファイルマネージャパネル内のコンテキスト依存メニューで探すことができます。
- インタラクティブセッションの管理に使用できる新しい Java® クライアント API: お客様やパートナーが独自のアプリケーションでインタラクティブセッションの管理を実装できるようになりました。
- Citrix XenDesktop の統合: XenDesktop インフラストラクチャで実行しているグラフィカルアプリケーションのサポート
- TTL (有効期限) をベースにした自動トークンの無効化で DCV と VNC® セッショントークン管理を改善しました。
- この他にも機能向上と修正を行いました。
新機能はすべての EnginFrame 製品ラインで今すぐご利用いただけます。
- EnginFrame ビュー: インタラクティブセッション、コラボレーション、VDI の管理
- EnginFrame HPC: ビュー機能の他にも簡単な送信と HPC アプリケーションやデータ実行のモニタリングが可能
- EnginFrame エンタープライズ: 耐障害性や負荷の分散のデプロイメントをサポートするため、EnginFrame ビューと HPC のエンタープライズバージョンへのアップグレードが可能
サポート契約が有効になっている NICE をご利用のお客様は、新しいリリースのダウロードやドキュメントへのアクセス、ヘルプデスクのサポートを今すぐご利用いただけます。
役に立つリンク:
- デモライセンスのリクエスト: http://www.nice-software.com/contacts/demo-license
- ソフトウェアのダウンロード: http://www.nice-software.com/download/enginframe-2017-0
(ソフトウェアをダウンロードする場合は認証情報が必要です。パスワードをお忘れの場合はこちらにお問い合わせください) - AWS の EnginFrame: http://www.nice-software.com/download/enginframe-on-aws
- 新機能の詳細リスト: http://www.nice-software.com/download/distributions/2017.0/documentation/RELEASE_NOTES_ENGINFRAME.txt