投稿日: Oct 2, 2017

Amazon Virtual Private Cloud (VPC) では、既存の VPC にセカンダリ IPv4 アドレス範囲 (CIDR) を追加して、VPC を拡張できるようになりました。プライマリ CIDR ブロックの VPC を作成した後で、コンソールから直接または CLI を使用して VPC にセカンダリ CIDR ブロックを追加できます。プライマリ CIDR ブロックと同様に、セカンダリ CIDR ブロックも Elastic Load Balancing や NAT ゲートウェイなどを含むすべての AWS のサービスでサポートされます。

この機能には 2 つの主要な利点があります。まず、VPC で起動するリソースが増え続けている場合、VPC をオンデマンドでスケールアップできます。次に、VPC にプライベート IPv4 スペースを過分に割り当てる必要がありません。当座必要な分だけを割り当て、後で必要に応じて拡張できます。この 2 つの利点により、この機能を使用すると、お客様のプライベート IPv4 アドレススペースの管理が大幅に容易になります。

この機能は追加料金なしで使用できます。この機能は、Sinnet によって運用されている AWS 中国 (北京) リージョンや AWS GovCloud (US) なども含めて、すべての AWS リージョンで利用できます。

この機能および Amazon VPC の詳細については、VPC ドキュメントのページをご覧ください。