投稿日: Nov 29, 2017
Kubernetes 用 Amazon Elastic Container Service (Amazon EKS) は、AWS で Kubernetes を簡単に実行できるマネージド型サービスで、お客様独自の Kubernetes クラスターをインストール、運用、保守管理する必要はありません。
これまでは、適切なインスタンスタイプを選んで、複数のアベイラビリティーゾーンにわたって実行し、状態を監視して、異常なノードを置き換えることで、お客様の Kubernetes マスターおよび永続化層のスケーリングと可用性を管理しなければなりませんでした。最新バージョンの Kubernetes を実行するために、マスターやワーカーノードにパッチを適用したりアップグレードを行ったりする必要があり、専門知識と膨大な手作業が必要でした。
Amazon EKS は、クラスターごとに Kubernetes コントロールプレーンの可用性とスケーラビリティを完全に管理します。Amazon EKS を使用すると、AWS によってアップグレードと高可用性が管理されます。Amazon EKS は、高可用性を確保するために、3 つのアベイラビリティーゾーンで 3 つの Kubernetes マスターを実行します。Amazon EKS は、異常なマスターを自動的に検出して置換するため、マスターのバージョンのアップグレードやパッチ適用を自動的に行います。Amazon EKS は、オープンソースのアップストリーム Kubernetes を使用して構築されているため、Kubernetes コミュニティから既存のすべてのプラグインとツールを使用できます。また、Amazon EKS は、多数の AWS サービスとも統合されているため、Elastic Load Balancing、IAM 認証、Amazon VPC の分離、AWS PrivateLink アクセス、および AWS CloudTrail ログを活用できます。Amazon EKS で実行されているアプリケーションは、標準的なすべての Kubernetes 環境で実行されているアプリケーションと完全に互換性があります。オンプレミスのデータセンターで実行されているか、クラウドで実行されているかは関係ありません。つまり、標準的な Kubernetes アプリケーションであれば、コードを変更することなく、簡単に Amazon EKS に移行できます。
Amazon EKS はプレビューの状態です。詳しくは、詳細ページをご覧ください。