投稿日: Dec 5, 2017
主要なルールアクションが失敗した場合にバックアップアクションを実行するように設定することで、IoT アプリケーションを堅牢化できるようになりました。また、Amazon IoT Rules Engine はエラー情報を該当するメッセージペイロードにアタッチします。この機能を使用して、メッセージデータがエラーのコンテキストで処理されるか、バックアップリソースにルーティングされるようにすることが可能です。エラーアクションは、ダウンストリームサービスのプロビジョン不備やサービスの利用不能など、一連のユーザーエラー条件とサービスエラー条件を処理するために使用できます。
Amazon IoT Rules Engine は AWS IoT Core (接続されたデバイスが簡単かつ安全にクラウドアプリケーションや他のデバイスとやり取りできるようにするマネージド型クラウドサービス) のコンポーネントです。IoT Rules Engine は、IoT Core に発行されたインバウンドメッセージを評価し、定義されたビジネスルールに基づいて、別のデバイスやクラウドサービスに対して、それらのメッセージを変換して配信します。ルールは 1 つまたは複数のデバイスからのデータに適用されて、1 つ以上のアクションを並列に実行したり、メッセージを AWS Lambda、Amazon Kinesis、Amazon S3、Amazon Machine Learning、Amazon DynamoDB、Amazon Cloud Watch、Amazon Elastic Search Service (組み込みの Kibana 統合を含む) などの AWS エンドポイントにルーティングしたりできます。AWS Lambda、Amazon Kinesis および Amazon Simple Notification Service (SNS) を使用して外部のエンドポイントに届けることも可能です。
エラーアクションの詳細については、IoT Rules Engine のドキュメントをご覧ください。