投稿日: Jan 25, 2018
Amazon EC2 Spot は、中断した場合に EBS で Amazon EC2 C5 および M5 インスタンスを休止するようになりました。容量が利用可能になると、Spot インスタンスは休止した状態からインスタンスを再開することでリクエストを満たすことができます。休止はノートパソコンの蓋を閉じて開くようなものであり、アプリケーションは作業を中断した状態から再開できます。
この機能は、Amazon Linux、Ubuntu、および Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行するメモリ (RAM) が 100 GB 未満の C5 および M5 インスタンスファミリで利用できるようになりました。休止状態は、2017 年 11 月 28 日以降、C3、C4、M4、R3 および R4 インスタンスファミリで使用可能です。
Spot インスタンスは、休止の際に EBS ルートボリュームと、その他のアタッチされた EBS データボリュームをセッション中に保持します。さらに、メモリ (RAM) のデータも EBS ルートボリュームに保存されます。EBS ルートボリュームは、再起動時に RAM のコンテンツを含めて以前の状態から復元されます。以前にアタッチされたデータボリュームは再アタッチされ、インスタンスはそのインスタンス ID を保持します。インスタンスが休止している間、インスタンスの使用量が請求されることはありません。ストレージは標準の EBS ストレージレートで請求されます。休止したインスタンスを削除するには、いつでも Spot リクエストをキャンセルできます。
フリートオプションの「維持」を有効にした持続する Spot インスタンスと Spot イフリートで、この機能を使用することができます。Spot インスタンスリクエストの休止の有効化の詳細については、Spot の休止について参照してください。