投稿日: Feb 20, 2018
今日から、リージョン間 Virtual Private Cloud (VPC) ピアリングは、AWS 米国東部 (北バージニア)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)の各リージョンに加えて、AWS 欧州 (ロンドン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (パリ)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部) および南米 (サンパウロ) のリージョンで利用できるようになりました。
リージョン間 VPC ピアリング接続では、異なる AWS リージョンで実行している VPC リソース (EC2 インスタンス、Amazon RDS データベース、Lambda 関数など) がプライベート IP アドレスを使用して相互に通信できます。ゲートウェイ、VPN 接続、個別の物理ハードウェアは必要ありません。シンプルで費用対効果の高い方法により、リージョン間でリソースを共有したり、地理的な冗長性のためにデータをレプリケートしたりできます。リージョン間 VPC ピアリングは、スケールアウト/インが可能で冗長性と高可用性を兼ね備えたテクノロジーに基づいており、単一障害点や帯域幅ボトルネックなしに、リージョン間のトラフィックを暗号化します。リージョン間 VPC ピアリングを利用するトラフィックは、常にグローバル AWS バックボーンにとどまり、パブリックインターネットを通過することがないため、一般的なエクスプロイトや DDoS 攻撃などの脅威を軽減できます。
リージョン間 VPC ピアリングを介して転送されるデータに対しては、標準のリージョン間データ転送料金がかかります。
詳細については、VPC ピアリングのドキュメントページをご覧ください。