投稿日: Jul 17, 2018
Amazon SageMaker が、非リアルタイムの推論向けに完全マネージド型の高スループットのバッチ変換ジョブのサポートを開始します。Amazon SageMaker で開発された既存の機械学習モデルは、変更なしでこの新しい機能とシームレスに連携できます。
これまでは、非リアルタイムの推論のためのデータのバッチ処理は、大きなデータセットを小さなデータの固まりにサイズ変更し、リアルタイムのエンドポイントを管理することによって処理する必要がありました。この新しいバッチ変換機能により、データセットのサイズに関係なく、簡単な API コールによって Amazon SageMaker のバッチジョブを処理することができるようになります。バッチ変換ジョブは、ペタバイトのデータから非常に小さいデータセットまでのさまざまな大きさのデータセットで実行できます。SageMaker は、ジョブの開始時にリソースのプロビジョニングを管理し、ジョブが完了するとリソースを解放します。バッチ変換ジョブの出力は、ユーザが選択した S3 バケットに保存されます。
Amazon SageMaker バッチ変換は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) 、欧州 (フランクフルト) 、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル) 、アジアパシフィック (シドニー) の各 AWS リージョンで利用可能です。Amazon SageMaker の詳細については、こちらをご覧ください。