投稿日: Jul 19, 2018

リージョン間の仮想プライベートクラウド (VPC) ピアリングがアジアパシフィック (ソウル) リージョンでご利用いただけるようになりました。

リージョン間 の VPC ピアリングでは、異なる AWS リージョンで実行されている VPC リソースが、プライベート IP アドレスを使用して相互に通信できます。ゲートウェイ、VPN (Virtual Private Network) 接続、個別の物理ハードウェアは必要ありません。リージョン間の VPC ピアリングは、既存の VPC で使用されているものと同じテクノロジーを基盤としており、水平スケーリングが可能で冗長性と高可用性を備えています。これを使用することで、リージョン間のトラフィックは暗号化され、単一障害点や帯域幅のボトルネックは発生しません。リージョン間の VPC ピアリング接続を利用して共有されるデータは、常に AWS のグローバルなバックボーンにとどまり、パブリックインターネットを通過することがないため、一般的な脆弱性や DDoS 攻撃などの脅威を軽減できます。

リージョン間の VPC ピアリングは、世界中すべての商用リージョンで利用できます (中国を除く)。リージョン間の VPC ピアリングを介して転送されるデータに対しては、標準のリージョン間データ転送料金がかかります。詳細については、リージョン間の VPC ピアリングに関するブログまたは VPC ピアリングのドキュメントのページを参照してください。