投稿日: Aug 6, 2018
NICE DCV (Desktop Cloud Visualization) バージョン 2017.1 がリリースされました。
NICE DCV はリモートビジュアライゼーションプロトコルです。これを使用すると、ユーザーは、高性能 GPU が搭載されたサーバーでホストされている 3D グラフィックスアプリケーションなど、リモートデスクトップまたはアプリケーションセッションに安全にアクセスできます。NICE DCV を使用すると、エンドユーザーは、ウェブブラウザーアクセス用の HTML5 クライアント、ネイティブ Windows クライアント、ネイティブ Linux クライアントなど、幅広いクライアントデバイスを利用できます。ネイティブクライアントは、3D マウスおよび USB ストレージデバイス用の USB リダイレクトをサポートし、4K 解像度で最大 4 台のモニタをサポートします。さらに NICE DCV は、単一の高性能サーバーから複数の Linux セッションをサポートすることにより、リモート Linux デスクトップでセッションコストを削減できるようにします。NICE DCV は Amazon EC2 インスタンスで、無料で使用できます。
DCV 2017.1 リリースでは、次の機能が導入されました。
- Linux のネイティブクライアント。Linux デスクトップで、DCV を使用して最高のパフォーマンスとフル機能のサポートを得ることができます
- USBリダイレクト。ユーザーのローカルデスクトップに接続された 3D マウスと USB ストレージデバイスにリモートサーバーがアクセスできるようにします
- Windows セッションの自動ロック。最後のクライアントが切断された時点でセッションをロックし、セキュリティを強化します
- Ubuntu 18.04 LTS のサポート
詳細については、「DCV 2017.1 リリースノート」、または、DCV をダウンロードして利用を開始するための詳しい手順をご覧ください。