投稿日: Nov 25, 2018
Amazon EFS 低頻度アクセス (EFS IA) は、アクセス頻度の低いファイル向けにコストが最適化された、Amazon EFS の新しいストレージクラスです。
Amazon EFS は、Linux ベースのワークロード向けのシンプルでスケーラブルかつ伸縮自在なファイルシステムで、AWS クラウドサービスおよびオンプレミスリソースで利用できます。 EFS IA を使用すると、これまでより大量のデータをさらに優れたコスト効率でファイルシステムに保存できるようになります。Amazon EFS を活用できるアプリケーションの範囲がさらに広がります。EFS IA によって、毎日アクセスする必要のないファイルのストレージコストを削減し、EFS 標準ストレージクラスと比較して最大 85% 節減することができます。
EFS IA を使用すると、ファイルシステム内のすべてのファイルに対する保存とアクセスを簡単かつコスト効率よく行えるようになり、コスト抑制のためのデータ管理が不要になります。EFS IA の公開後に使用を開始するには、新しいファイルシステムを作成し、ライフサイクル管理を有効にします。ライフサイクル管理を有効にすると、30 日間アクセスのなかったファイルが、EFS によって標準ストレージクラスから低頻度アクセスストレージクラスに自動的に移動されるようになります。EFS IA ストレージクラスでは、頻繁にアクセスされないファイルとアクティブに使用されるファイルを同一のファイルシステムに保存でき、アプリケーションやワークフローに変更を加える必要はありません。EFS IA とライフサイクル管理は、ファイルベースのデータを AWS に保存してアクセスするシンプルな方法であると同時に、毎日アクセスするわけではないファイルのストレージコストを大幅に削減することを可能にします。
EFS 低頻度アクセスは、2019 年中に、EFS を利用できるすべてのリージョンで一般公開されます。