投稿日: Feb 4, 2019
本日より、リージョン間 Virtual Private Cloud (VPC) ピアリング接続が、AWS GovCloud (西部) および AWS GovCloud (東部) の 2 つの AWS GovCloud (米国) リージョン間でセットアップできるようになりました。
リージョン間 VPC ピアリング接続では、異なる AWS リージョンで実行されている、Amazon EC2 インスタンス、Amazon RDS データベース、AWS Lambda 関数などの VPC リソースが互いに通信できます。リージョン間 VPC ピアリング接続はプライベート IP アドレスを使用するため、ゲートウェイ、VPN 接続、あるいは隔離された物理ハードウェアは必要ありません。シンプルで費用対効果の高い方法により、リージョン間でリソースを共有したり、地理的な冗長性のためにデータをレプリケートしたりできます。リージョン間の VPC ピアリングは、Amazon VPC で使用されているものと同じテクノロジーを基盤としており、水平スケーリングが可能で冗長性と高可用性を備えています。これを使用することで、リージョン間のトラフィックは暗号化され、単一障害点や帯域幅のボトルネックは発生しません。リージョン間 VPC ピアリングを利用するトラフィックは、常に AWS グローバルネットワークにとどまり、パブリックインターネットを通過することがないため、一般的なエクスプロイトや DDoS 攻撃などの脅威を軽減できます。
リージョン間の VPC ピアリングを介して転送されるデータに対しては、標準のリージョン間データ転送料金がかかります。
詳細については、Amazon VPC ピアリングのドキュメントをご覧ください。