投稿日: Feb 5, 2019
AWS Cost Explorer を使用すると、高レベルなリクエスト (すべての Amazon EC2 の予約に関連するコスト削減など)、または特殊性の高いリクエスト (特定のリンクのアカウントが所有するすべてのリージョンの Amazon EC2 の予約に関連する予約使用率など) の予約を可視化、モニタリングできます。本日より AWS Cost Explorer で、予約に関連する正規化された単位についての情報にアクセスできるようになりました。これで、予約 (サイズ柔軟な RI を含む) がインスタンスの使用量にどのように適用されるかを理解しやすくなります。
1 年間または 3 年間のサービス利用契約をしていただくと、予約ではオンデマンド利用と比較した時間料金を割引 (最大 75%) で提供します。各予約にはインスタンスサイズのフットプリントがあり、これはインスタンスタイプの正規化係数と予約に含まれるインスタンス数によって決まります。リザーブドインスタンスのインスタンスサイズのフットプリントを計算するには、インスタンスの数に正規化係数を乗じます (たとえば、t2.medium インスタンスの正規化係数は 2 であるため、4 つの t2.medium インスタンスの予約には 8 単位のインスタンスサイズのフットプリントがあることになります)。予約に関連付けられたインスタンスサイズのフットプリントを把握することで、その使用量を同じインスタンスファミリーで発生した他の使用量と比較できます。
AWS Cost Explorer を使用すると、使用量を正規化された単位で表示するように調整することで (予約のインスタンスサイズのフットプリントを考慮)、より詳細を把握することができるようになり、予約ポートフォリオが使用量にどのように適用されているかをより詳しく理解できます。また、AWS Cost Explorer の RI Coverage Report を使用して、特定のインスタンスファミリーでフィルタリングし、関連するすべてのコストと使用量を表示できます。進行状況をカスタムレポートとしていつでも保存できるため、あとで参照できます。
AWS Cost Explorer API を使用して、正規化された単位の情報にアクセスすることも可能です。
AWS Cost Explorer を使用して予約を管理する方法の詳細については、リザーブドインスタンスレポートページ、あるいは Cost Explorer によるコストの分析ユーザーガイドを参照してください。こちらから AWS Cost Explorer に直接アクセスできます。