投稿日: Mar 2, 2018
Amazon CloudWatch のターゲットとして AWS Batch を追加することによりイベント駆動型の AWS Batch のワークロードに、Amazon CloudWatch を使用できるようになります。 Amazon CloudWatch Events を使用すると、AWS リソースの変更がほぼリアルタイムで通知されるため、アプリケーションの可用性の問題や、パフォーマンスまたはセキュリティに影響する可能性のある設定の変更にすばやく対応できます。必要な操作は、ルールを記述して、アプリケーションでの目的のイベントと、イベントにルールが一致した場合に自動的に実行するアクションを指定することのみです。Amazon CloudWatch Events ルールを作成し、AWS Batch ジョブ ARN を指定することで、ターゲットとして AWS Batch を追加できます。このルールがイベントに一致すると、Batch 送信ジョブ API を呼び出すことでジョブを開始します。たとえば、イベントパターンへの応答として、または Amazon CloudWatch Events を使用するイベントで AWS Batch にジョブを送信できます。イベント駆動型バッチのワークロードには、Amazon CloudWatch を利用するワークアラウンドとして、この機能の前にお客様は AWS Lambda などのサービスを使用する必要がありました。この機能は、AWS Batch が提供されているすべての AWS パブリックリージョンで利用できます。
AWS Batch は完全マネージド型サービスで、自動的にコンピューティングリソースを取得し、送信されたジョブのボリュームとリソースの要件に応じてワークロードの分散を最適化します。これはバッチコンピューティングソフトウェアのインストールや管理の必要性を取り除きます。バッチジョブを保存したり実行したりするために作成した AWS リソース (Amazon EC2 インスタンスなど) に対してのみ料金が発生します。
この機能は、AWS Batch でサポートされているすべての AWS リージョンで本日から発効します。AWS Batch は現在、次の AWS リージョンでご利用いただけます。米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)
AWS Batch の CloudWatch Events サポートについて詳しくは、AWS Batch ドキュメントをご覧ください