投稿日: Nov 29, 2018

Application Load Balancer が HTTP および HTTPS リクエストを処理する Lambda 関数の呼び出しをサポートするようになりました。これにより、ユーザーはウェブブラウザを含む任意の HTTP クライアントからサーバーレスアプリケーションにアクセスできます。Application Load Balancer によるコンテンツベースのルーティングルールのサポートによって、リクエスト内容に基づいて別の Lambda 関数にリクエストをルーティングすることもできます。この機能がリリースされる前は、Application Load Balancer のターゲットとして EC2 インスタンス、コンテナ、オンプレミスのサーバーのみが使用可能でした。そのため、HTTP および HTTPS 経由で Lambda 関数を呼び出すためには他のプロキシソリューションが必要でした。現在は、Application Load Balancer を共通の HTTP エンドポイントとして使用できるようになり、サーバーやサーバーレスコンピューティングを使用するアプリケーションの操作やモニタリングを簡素化することができます。

Elastic Load Balancing コンソール、AWS SDK、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、Lambda 関数を Application Load Balancer のターゲットとして登録できます。また数回クリックするだけで、AWS Lambda コンソールから Application Load Balancer を Lambda 関数のトリガーとして設定することもできます。

これまでどおりの AWS Lambda および Application Load Balancer の料金が適用されます。詳しくは、Application Load Balancer の料金ページをご覧ください。

Application Load Balancer を介した Lambda 呼び出しのサポートは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、南米(サンパウロ)、GovCloud (米国西部) の各 AWS リージョンで、既存および新しい Application Load Balancer で利用できます。

詳細については、デモブログおよび Application Load Balancer のドキュメントを参照してください。