投稿日: Nov 8, 2018
Amazon RDS for SQL Server は現在すべての AWS リージョンのマルチ AZ 設定用に Always On 可用性グループを提供しています。新たな高可用性オプションにより SQL Server におけるエンタープライズグレードの本番稼働ワークロードの要件を満たすことができます。
マルチ AZ 配置オプションでは、データベースの更新内容が自動的に 2 つの AWS アベイラビリティーゾーンにレプリケートされるため、可用性とデータの耐久性が向上します。これらのアベイラビリティーゾーンを利用することで、従来の単一のデーターセンターまたは複数のデーターセンターインフラストラクチャよりも優れた、高可用性と耐障害性を併せ持つアプリケーションやデータベースをより簡単・効率的にデザインおよび運用することができます。
Enterprise Edition データベースエンジン用の Multi-AZ on SQL Server 2016 最新マイナーバージョン (13.00.5216.0.v1) を使用して SQL Server データベースインスタンスを作成または変更して実行する場合、Amazon RDS は自動的に 1 つのアベイラビリティーゾーンでプライマリデータベースをプロビジョニングし、また Always On 可用性グループを使い同期する「standby」レプリカを異なるアベイラビリティゾーンに保持します。予定されたデータベースメンテナンスまたは予期しないサービス障害時に、Amazon RDS は自動的に最新のスタンバイへの SQL Server データベースのフェイルオーバーを行い、データベース運用を速やかに再開できるようにします。
Always On 可用性グループ設定によりリスナーエンドポイントに簡単に接続でき、フェイルオーバー時間をさらに高速にできます。詳しくは、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。
ご利用いただけるリージョンの詳細情報については、Amazon RDS for SQL Server の料金をご覧ください。