投稿日: Nov 26, 2018
アマゾン ウェブ サービス (AWS) で、最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅を使用できる C5n インスタンスが利用できるようになりました。C5n インスタンスはあらゆるインスタンスサイズにわたり、非常に優れたネットワークパフォーマンスを提供します。インスタンスサイズが小さい場合は 25 Gbps (ピーク帯域幅)、インスタンスサイズが最大の場合は 100 Gbps (ネットワーク帯域幅) と多岐にわたります。さらに、C5n インスタンスには C5 インスタンスより 33% メモリフットプリントが大きいという特徴もあります。C5n インスタンスは、より優れたネットワークスループットおよびパケット率パフォーマンスを活用できるアプリケーションにおいて理想的です。
C5n は、3.0 GHz Intel® Xeon® スケーラブルプロセッサー (Skylake) によって駆動されており、Intel Advanced Vector Extensions 512 (AVX-512) の命令セットにも対応しています。次世代型の AWS Nitro システムをベースに、C5n インスタンスでは、ネットワークの制約があるワークロードで 100 Gbps というネットワーク速度を実現します。カスタムドライバーを使ったりアプリケーションを再コンパイルしたりする必要はありません。C5n インスタンスでのワークロードは、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) のセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性を引き続き活用できます。改善されたネットワークパフォーマンスを活用することで、S3 とのデータ転送を加速化することもできます。これにより、アプリケーションでのデータ処理に必要な時間が減り、素早い処理を実行できます。これらのインスタンスが効果を発揮するものとして、高性能計算 (HPC)、分析、Machine Learning、ビッグデータ、データレイクアプリケーションなどの、さまざまなアプリケーションがあります。
これらのインスタンスは現在、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、AWS GovCloud (米国西部) の AWS リージョンにてご利用いただけます。C5n インスタンスは、オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、またはスポットインスタンスとしてご利用いただけます。
使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、Amazon EC2 C5 インスタンスページをご覧ください。