Application Signals を使用した Amazon ECS でホストされているアプリケーションのモニタリングの強化

投稿日: 2024年10月22日

本日、AWS は、CloudWatch のアプリケーションパフォーマンスモニタリング (APM) 機能である Amazon CloudWatch Application Signals を使用することで、Amazon ECS で ホストされているアプリケーションのモニタリングが強化されたことを発表しました。これにより、最も重要なビジネス目標またはサービスレベル目標 (SLO) に対するアプリケーションパフォーマンスの自動計測と追跡が容易になります。Application Signals での ECS のサポートにより、手動作業やカスタムコードが不要なため、各アプリケーションの重要なアプリケーションパフォーマンスメトリクス (ボリューム、可用性、レイテンシー、障害、エラー) を表示する事前構築済みの標準化されたダッシュボードがサービス事業者にすでに提供されています。今回のリリースでは、既存のトレースとログの相関に加えて、ECS のインフラストラクチャメトリクスの相関を追加することで、この可視性がさらに強化され、アプリケーションの状態をより完全に把握できるようになりました。

Application Signals は、アプリケーションメトリクス、トレース、ログ、リアルユーザーモニタリング、合成モニタリングおよびインフラストラクチャメトリクスのテレメトリを関連付けることで、お客様がトラブルシューティングを迅速化し、アプリケーションの中断を削減できるようにします。たとえば、支払い処理アプリケーションを管理しているアプリケーション開発者は、Application Signals を使用して調査を開始し、支払い処理のレイテンシーのスパイクを検出できます。そこから、ECS Container Insights を使用してインフラストラクチャメトリクスを詳細に調査し、問題が CPU 使用率の高さやメモリ不足など、特定の ECS タスクに関連しているかどうかを判断できます。

ECS 向け Application Signals の拡張機能は、カナダ西部 (カルガリー) リージョン、AWS GovCloud (米国) リージョン、中国リージョンを除く 28 の商用 AWS リージョンでご利用いただけます。料金については、Amazon CloudWatch の料金をご参照ください。

詳細については、Amazon ECS でホストされているアプリケーションで Amazon CloudWatch Application Signals を有効にするためのドキュメントを参照してください。ECS でホストされているサンプルアプリケーションで Application Signals を試すには、次の手順に従ってください。