Amazon OpenSearch Ingestion パイプラインの強化されたオートスケーリング機能を発表

投稿日: 2025年4月2日

Amazon OpenSearch Ingestion では、強化されたオートスケーリング機能をサポートするようになりました。これにより、Amazon SQS キューサイズ、永続的なバッファラグ、受信 HTTP 接続数などの追加パラメータに基づいてパイプラインを動的にスケールできるようになりました。これらの機能強化により、以前はメモリと CPU の使用率のみに依存していた既存のスケーリングメカニズムが改善され、データインジェストワークロードに対してより包括的で応答性の高いスケーリングメカニズムが提供されます。

これらの改善により、お客様はさまざまなワークロードに自動的に適応する、より回復力が高く効率的なデータインジェストパイプラインを構築できます。新しいオートスケーリングパラメータは、リソース使用率の最適化、取り込みのボトルネックの軽減、パイプライン全体のパフォーマンスの向上に役立ちます。ログ分析、オブザーバビリティ、セキュリティ分析のユースケースにおける高スループットのデータストリームを簡単に処理できるようになります。

強化されたオートスケーリング機能は、現在 Amazon OpenSearch Ingestion が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。Amazon OpenSearch Service コンソールまたは API を使って既存のパイプラインを更新したり、新しいパイプラインを作成したりすることによって、追加費用なしでこれらの改善された機能を活用できます。

詳細については、Amazon OpenSearch Ingestion のウェブページと Amazon OpenSearch Service デベロッパーガイドをご覧ください。