Amazon ECR がインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) のサポートを追加

投稿日: 2025年5月2日

Amazon Elastic Container Registry (ECR) では、ECR と ECR Public の両方で API および Docker/OCI エンドポイント向けの IPv6 のサポートを発表しました。これにより、簡単に IPv6 を標準化し、コンテナの構築、デプロイ、オーケストレーションインフラストラクチャにおける IP アドレスのスケーラビリティの制限を取り除くことができるようになります。

本日のリリースにより、IPv4 と IPv6 の両方をサポートする ECR の新しいデュアルスタックエンドポイントを使用して、AWS SDK または Docker/OCI CLI を介してプライベートまたはパブリックの ECR イメージを取得できるようになります。ECR のデュアルスタックエンドポイントにリクエストを送信すると、エンドポイントは、ネットワークとクライアントで使用されているプロトコルに応じて、IPv4 または IPv6 アドレスに解決されます。これにより、コストがかかる IPv4 および IPv6 アドレス間のネットワークアドレス変換を行わずに、IPv6 のコンプライアンス要件を満たし、アプリケーションを最新化できます。

ECR の新しいデュアルスタックエンドポイントは、すべての AWS 商用リージョンおよび AWS GovCloud (米国) リージョンで追加料金なしで一般提供されています。現在、ECR のデュアルスタックエンドポイントでは、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) から発信される AWS PrivateLink トラフィックを処理しません。ECR IPv6 の使用を開始するには、ECR ドキュメントまたは ECR Public ドキュメントを参照してください。