Amazon ECS がサービスデプロイのワンクリックロールバックを導入

投稿日: 2025年5月5日

本日、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は、デプロイが失敗した場合に Amazon ECS サービスを以前の安全な状態に簡単にロールバックできる新機能を発表しました。

Amazon ECS のお客様は、デプロイサーキットブレーカーと CloudWatch Alarms を使用して、ECS サービスのローリング更新の自動障害検出と修復を設定できます。デプロイサーキットブレーカーはタスク起動の失敗を自動的に検出し、CloudWatch アラームではインフラストラクチャ (CPU 使用率など) やパフォーマンス (応答レイテンシーなど) メトリクスの低下につながる問題を検出できます。以前は、失敗したデプロイがこれらのメカニズムのいずれによっても検出されないシナリオでは、お客様は新しいデプロイを手動でトリガーして、以前の安全な状態にロールバックする必要がありました。本日のリリースでは、お客様は新しい stopDeployment API アクションを使用するだけで、ECS は定常状態に達した最後のサービスリビジョンにサービスを自動的にロールバックします。

新しいデプロイ停止 API を使用すると、すべての AWS リージョンで AWS マネジメントコンソール、API、SDK、CLI を使用して ECS サービスのデプロイをロールバックできます。詳細については、ドキュメントをご覧ください。