Amazon EBS がボリューム初期化用のプロビジョンドレートを発表

投稿日: 2025年5月6日

本日、高性能のブロックストレージサービスである Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) は、ボリューム初期化用のプロビジョンドレートの一般提供を発表しました。この機能を使用すると、Amazon EBS スナップショットからフルパフォーマンスの Amazon EBS ボリュームを予測可能な状態で作成できるため、大規模な Amazon EC2 インスタンスの起動、ディザスタリカバリ、およびボリュームコピーのワークフローを高速化できます。

Amazon EBS ボリュームは、Amazon EC2 インスタンスにアタッチされた耐久性のあるブロックレベルのストレージデバイスとして使用できます。ボリューム初期化用のプロビジョンドレートを使用すると、Amazon EBS-backed AMI (Amazon マシンイメージ) から数百のインスタンスを同時に起動でき、アタッチされたボリュームが予測可能な時間内にフルパフォーマンスを発揮することを確認できます。これにより、ワークロードが基盤となるストレージを完全に利用できるようになるまでの時間を最小限に抑えることができます。

この機能を使用するには、スナップショットから新しいボリュームを作成するとき、Amazon EBS-backed AMI から新しいインスタンスを起動するとき、インスタンスのルートボリュームを置換するとき、Amazon EBS Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用してボリュームをプロビジョニングするときに、ボリューム初期化レートを指定します。起動テンプレートでボリューム初期化レートを指定し、テンプレートによって起動されるすべてのインスタンスに同じレートを適用することもできます。

この機能は、すべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで、AWS コンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK、および AWS CloudFormation からご利用いただけます。料金に関する情報については、EBS の料金ページを参照してください。詳細については、AWS ニュースブログおよびテクニカルドキュメントを参照してください。