Valkey が Go、OpenTelemetry、およびパイプラインのバッチ処理をサポートする GLIDE 2.0 を発表

投稿日: 2025年6月18日

AWS は、Google および Valkey コミュニティと協力して、公式のオープンソース Valkey クライアントライブラリの最新リリースである General Language Independent Driver for the Enterprise (GLIDE) 2.0 の一般提供を発表しました。Valkey は、Redis に代わる最も寛容なオープンソースであり、Linux Foundation によって管理されています。つまり、Valkey は常にオープンソースであり続けます。Valkey GLIDE は、すべての Valkey コマンドをサポートする、信頼性が高く高性能な多言語クライアントです。GLIDE 2.0 には、デベロッパーサポートを拡張し、オブザーバビリティを向上させ、高スループットのワークロード向けにパフォーマンスを最適化する新機能が追加されます。

Valkey GLIDE 2.0 では、多言語サポートが Java、Python、Node.js に加えて、Go (Google 提供) にまで拡張されました。これにより、4 つの言語すべてで一貫性のある完全互換の API エクスペリエンスが提供されます。言語は今後さらに追加される予定です。今回のリリースにより、Valkey GLIDE は、ベンダーに依存しないオープンソースのフレームワークである OpenTelemetry をサポートするようになりました。デベロッパーは、OpenTelemetry を使用してテレメトリデータおよび重要なクライアント側のパフォーマンスインサイトを生成、収集およびエクスポートすることができます。さらに、GLIDE 2.0 ではバッチ処理機能が導入され、複数のコマンドをグループ化して 1 回の操作として実行できるため、高頻度で発生するユースケースにおいてネットワークのオーバーヘッドおよびレイテンシーを削減できます。

Valkey GLIDE は、Valkey のバージョン 7.2、8.0、8.1 に加えて、Redis OSS のバージョン 6.2、7.0、7.2 とも互換性があります。Valkey GLIDE 2.0 は、GitHub の Valkey リポジトリから入手できるようになりました。Valkey の公式クライアントライブラリの詳細については、Valkey のウェブサイトをご覧ください。