Valkey が Go、OpenTelemetry、およびパイプラインのバッチ処理をサポートする GLIDE 2.0 を発表
AWS は、Google および Valkey コミュニティと協力して、公式のオープンソース Valkey クライアントライブラリの最新リリースである General Language Independent Driver for the Enterprise (GLIDE) 2.0 の一般提供を発表しました。Valkey は、Redis に代わる最も寛容なオープンソースであり、Linux Foundation によって管理されています。つまり、Valkey は常にオープンソースであり続けます。Valkey GLIDE は、すべての Valkey コマンドをサポートする、信頼性が高く高性能な多言語クライアントです。GLIDE 2.0 には、デベロッパーサポートを拡張し、オブザーバビリティを向上させ、高スループットのワークロード向けにパフォーマンスを最適化する新機能が追加されます。
Valkey GLIDE 2.0 では、多言語サポートが Java、Python、Node.js に加えて、Go (Google 提供) にまで拡張されました。これにより、4 つの言語すべてで一貫性のある完全互換の API エクスペリエンスが提供されます。言語は今後さらに追加される予定です。今回のリリースにより、Valkey GLIDE は、ベンダーに依存しないオープンソースのフレームワークである OpenTelemetry をサポートするようになりました。デベロッパーは、OpenTelemetry を使用してテレメトリデータおよび重要なクライアント側のパフォーマンスインサイトを生成、収集およびエクスポートすることができます。さらに、GLIDE 2.0 ではバッチ処理機能が導入され、複数のコマンドをグループ化して 1 回の操作として実行できるため、高頻度で発生するユースケースにおいてネットワークのオーバーヘッドおよびレイテンシーを削減できます。
Valkey GLIDE は、Valkey のバージョン 7.2、8.0、8.1 に加えて、Redis OSS のバージョン 6.2、7.0、7.2 とも互換性があります。Valkey GLIDE 2.0 は、GitHub の Valkey リポジトリから入手できるようになりました。Valkey の公式クライアントライブラリの詳細については、Valkey のウェブサイトをご覧ください。