Amazon ElastiCache が Valkey 8.1 のサポートを開始
本日、Amazon ElastiCache は Valkey 8.1 のサポートを発表しました。これにより、新機能、パフォーマンスの向上、オブザーバビリティの強化など、Valkey オープンソースプロジェクトの最新のイノベーションが ElastiCache for Valkey で利用できるようになります。これらの改善により、開発者はインメモリワークロードのインフラストラクチャコストを削減しながら、アプリケーションの応答性を高めることができます。
Valkey 用 Amazon ElastiCache バージョン 8.1 では、Bloom フィルターのネイティブサポートが導入されます。Bloom フィルターは新しいデータ型で、Set データ型を使用する場合に比べて最大 98% 少ないメモリでルックアップを実行できます。新しいハッシュテーブルの実装により、パイプライン処理を使用する場合のスループットが最大 10% 向上し、メモリオーバーヘッドが減少し、一般的なキー/値パターンのメモリ使用量が最大 20% 削減されます。この新しいリリースでは、大量の要求と応答を記録する新しい COMMANDLOG 機能も導入され、エンドツーエンドの遅延の可視性が向上するため、トラフィックパターンの最適化や予期しない使用量の急増のトラブルシューティングが可能になります。この最新リリースで利用できるイノベーションの完全なリストについては、ElastiCache のドキュメントを参照してください。
Valkey 用 ElastiCache バージョン 8.1 は、本日から、すべての AWS リージョンで追加費用なしでご利用いただけます。Valkey または Redis OSS の以前のバージョンから Valkey 8.1 へのアップグレードは、数回クリックするだけでダウンタイムなしで完了します。Valkey 用 ElastiCache の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、Software Development Kit (SDK)、またはコマンドラインインターフェイス (CLI) を使用します。