Amazon Q Developer CLI がカスタムエージェントを発表
投稿日:
2025年7月31日
Amazon Q Developer CLI は、コードレビューやトラブルシューティングなどの特殊なタスクをより効果的に実行できるように CLI エージェントをカスタマイズするためのカスタムエージェントを発表しました。カスタムエージェントを定義するには、エージェントが使用できるツール、エージェントの動作をガイドするプロンプト、タスクの実行に必要なコンテキストを指定する設定ファイルを作成します。設定が完了すると、カスタムエージェントを使用して CLI 上で会話を開始できるため、コンテキストの切り替えが減り、ユーザーの作業が効率化されます。
セットアッププロセス中に、エージェントが使用できる特定の MCP およびネイティブツールを指定できます。これには、ファイルシステムへの書き込みを行うツールがどのパスの変更を許可されているかなど、ツールの権限も含まれるため、エージェントの動作をより詳細に制御できます。また、コンテキストとして静的に含めるファイルと、コンテキストフックを使用して動的に含めるファイルを指定できるため、開発タスクに対してより焦点を絞った適切な対応が可能になります。カスタムエージェントは、プロジェクト固有に設定してチームメンバー間で簡単に共有することも、デベロッパーが任意のプロジェクトでユースケースベースのタスクを実行できるようにグローバルに設定することもできます。
カスタムエージェントは Amazon Q Developer CLI で使用できます。詳しくは、Amazon Q Developer ドキュメントを参照するか、ブログ記事をご覧ください。