AWS IoT Core が MQTT 共有サブスクリプション用のメッセージキューを追加

投稿日: 2025年7月31日

AWS IoT Core は MQTT 共有サブスクリプションのメッセージキューイングをサポートするようになりました。これにより、ネットワークに障害が発生した場合でも IoT アプリケーションがメッセージ配信の信頼性を維持できるようになります。共有サブスクリプショングループのすべてのメンバーが切断されたり、受信メッセージ量を処理できない場合、サービスは永続セッション上の Quality of Service 1 (QoS1) メッセージを自動的にキューに入れます。キューに入れられたメッセージは、共有サブスクライバーが再接続したとき、または別の共有サブスクライバがグループに追加されたときに自動的に配信されます。このプロセスは、接続上の問題やピーク負荷時に重要なデータを保存するのに役立ちます。

この機能は MQTT v3.1.1 および 5.0 両方のクライアントと完全に互換性があり、AWS IoT Core がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。キューに入れられたメッセージは、標準のメッセージング料金で課金されます。メッセージ料金の詳細については料金ページをご覧ください。利用を開始するには、実装の詳細について AWS IoT Core のドキュメントを参照してください。