AWS マネジメントコンソールで AWS アカウントに色を割り当てて識別しやすくする機能のサポートを開始

投稿日: 2025年8月27日

本日、AWS は AWS マネジメントコンソールにおけるアカウントの色の設定機能をすべてのパブリックリージョンで一般提供開始しました。AWS のお客様は、アカウントをひとめで簡単に識別できるようになりました。アカウント管理者は、アカウントの色の設定機能を使用して、AWS アカウントに色を割り当てることができます (本番環境用アカウントは赤色、テスト用アカウントは黄色など)。この色は、そのアカウントにアクセス権限を持つすべてのユーザーに対して、コンソールのナビゲーションバーに表示されるので、異なるアカウントを簡単に見分けることができます。

AWS のお客様は、複数のアカウントを管理してワークロードを分離することがあります。例えば、開発環境と本番環境、または異なるビジネスユニット用に個別のアカウントを管理することがあります。これまでユーザーはアカウント番号を使用してアカウントを識別する必要がありました。この新機能を使用すると、管理者権限を持つユーザーは AWS アカウントに色を割り当てることができます。これにより、アクセス権限のあるすべてのユーザーはナビゲーションバーの色を見れば、操作したいアカウントをすばやく識別できます。

AWS コンソールにサインインすると、デフォルトでグレーのナビゲーションバーが表示されます。管理者権限を持つユーザーは、ページの右上にあるナビゲーションバーのアカウントメニューの [アカウント] オプションでこの色を変更できます。色を設定すると、適切なアクセス許可を持つすべてのユーザーにその色が表示されるようになります。ユーザーにアカウントの色が表示されるようにするには、AWS マネージドポリシー AWSManagementConsoleBasicUserAccess またはカスタムのアクセス許可 uxc:getaccountcolor. を使用してユーザーにアクセス権限を割り当てる必要があります。

アカウントの色の詳細については、こちらをクリックしてください。アカウントの色の設定を始めるには、こちらをクリックしてください。