Amazon CloudWatch Network Monitor がリージョン間のフロー可視化を追加
Amazon CloudWatch Network Monitor のフローモニタでは、AWS グローバルネットワークの AWS リージョン間で送受信されるトラフィックのネットワークパフォーマンスをモニタリングできるようになりました。フローモニタでは、Amazon EC2 や Amazon EKS などのコンピューティングインスタンスと、Amazon S3 や Amazon DynamoDB などの AWS のサービス間のワークロードについてネットワークパフォーマンスをほぼリアルタイムで可視化できます。フローモニタは、ネットワークに起因するワークロードの障害を迅速に検出して特定するのに役立つメトリクスを提供します。
今回のリリースにより、フローモニタは、ローカルリージョンとリモートリージョン間の AWS グローバルネットワークで発生したネットワークパフォーマンスの問題がワークロードに影響するかどうかを簡単に評価できるようになりました。フローモニタのネットワークヘルスインジケーター (NHI) では、リージョン間のワークロードのネットワークパスにおける AWS グローバルネットワークの状態も取り込むことができるようになったため、ワークロードに影響しているのがローカルリージョンの障害なのか、AWS グローバルネットワークの障害なのか、それともリモートリージョンの障害なのかをすばやく特定できます。この機能により、リモートリージョンのパブリック IP アドレスへのフローと、Amazon VPC ピアリングまたは AWS Transit Gateway ピアリングを介してリモートリージョンに送信されるプライベートトラフィックのネットワークの可視性が拡張されます。
AWS ワークロードのネットワークモニタリングを利用できる AWS リージョンの全リストについては、リージョンリストをご覧ください。詳細については、Amazon CloudWatch Network Monitor のドキュメントを参照してください。