Amazon RDS Proxy がエンドツーエンドの IAM 認証のサポートを発表

投稿日: 2025年9月12日

Amazon Relational Database Service (RDS) Proxy では、Amazon Aurora インスタンスおよび RDS データベースインスタンスへの接続に対するエンドツーエンドの IAM 認証をサポートするようになりました。この機能により、アプリケーションから RDS Proxy を介してデータベースへ接続する際に、AWS Identity and Access Management (AWS IAM) 認証を使用することが可能になります。エンドツーエンドの IAM 認証により、認証情報の管理が簡素化され、認証情報のローテーションに伴うオーバーヘッドが軽減されます。また、データベース接続パス全体で IAM の堅牢な認証および認可機能を活用できます。

エンドツーエンドの IAM 認証を利用することで、Secrets Manager に認証情報を登録または保存しなくても、RDS Proxy 経由でデータベースに接続できるようになりました。エンドツーエンドの IAM 認証は、RDS Proxy がサポートされているすべての AWS リージョンの MySQL および PostgreSQL データベースエンジンで利用できます。

最新のサーバーレスアーキテクチャ上に構築されたアプリケーションを含む多くのアプリケーションでは、データベースへの多数のオープン接続が必要になる場合や、データベース接続を頻繁に開閉してデータベースメモリとコンピューティングリソースを使い切ってしまう場合があります。Amazon RDS Proxy を使用すると、アプリケーションはデータベース接続をプールおよび共有できるため、データベースの効率とアプリケーションのスケーラビリティが向上します。RDS Proxy は、アプリケーションのスケーラビリティ、回復性、セキュリティの向上に役立ちます。

RDS Proxy でサポートされているデータベースエンジンのバージョンおよび利用可能なリージョンについては、RDSAurora のドキュメントをご覧ください。